火喰鳥を、喰うのレビュー・感想・評価
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一見いけ好かない物語のキーマン
ホラーサスペンスと銘打ってますが、得体のしれない人物が大きな音と共に突然現れる、みたいなことはほとんどないです。時代背景が前後するのでわかりづらさはあるかと思います。
今を生きている現実ともう一つの現実が交錯して浸食されていく物語。
キーマンである北斗総一郎は”いけ好かない””鼻持ちならない”人物なので、登場の時点で拒絶感を示してしまうと恐らくその先の話が入ってこなくなると思います。
手を組み替えたり足を組んだりして、雄司への拒絶感や防御反応を示す仕草が“なんだこいつ”と思わせる不快感を絶妙に与えます。
クセつよ北斗総一郎を演じた宮舘さん。品のいい身なりをしていた北斗がすす汚れ、ひた隠しにしていた感情を 雄司への敵意と共にだんだんとむき出しにして爆発させるところは圧倒されました。
「誰かが大切にしていた人形」という言葉と共に夕里子に送る視線
「もう一つの事実」という言葉と共に墓石の鏡面に北斗が映し出される演出が特に好きです。
原作を読んでから観賞しましたが、読んでいるが故に補える映画への理解と、結末の余白部分は原作とは違うので想像していた結末とは違いました。
ちょっとわかりにくい
全体的にストーリーがわかりにくいです。
◯◯の世界というのが、どの世界なの?となってしまいます。
その世界も途中でまた違う世界になったりするので、ちょっと混乱します。
設定としては面白いストーリーだと思います。
が、1点ヒクイドリの存在がイマイチピンとこないって感じがしました。謎めいた鳥ではあるのですが、ヒクイドリのクオリティも若干低めです。映像としてあそこまで出さなくてもよかったかもと思ってしまいました。
ʅ(◞‿◟)ʃ 学芸会の雰囲気
〝国宝〟を観た直後にメガネを無くししばらく映画から遠ざかっていましたが、車の中から奇跡的に発見。そして時間が合う映画がコレ。我慢してチェーンソーマン見ればよかったか、、、。
ストーリー以前に演技が学芸会級で、ストーリーが複雑以前の話であった。
原作は未読だが、〝インターステラー〟狙いなのかなぁ。
いくつものパラレルチックな世界があり執着の度合いで他の世界が侵食した話なのでしょう。この映画の登場人物が20人弱としても、その人数の何乗個の世界があり、世界の人口が80億人としてもその数兆倍の世界が存在するのに、たった1人の生への執着が宇宙の理を変えることができるのか?と疑問が湧く。人の命なんてこの宇宙の理と比べたら塵以下の存在であり、そんなんで世界が変わるとは思えない。世界ではもっと絶望の淵にいる人間がいて、その数だけ侵食が起こるのかというと、そうじゃないでしょうと感じてしまう。人間の生の感情なんて、宇宙や神は何とも思ってないだろう。
人の奢りを感じてしまう。
量子力学の話とも言えるでしょうが美味しいところどりなのかなぁ。
意外と
ホラー言うと最近ありがちな何かを急にアップで見せたり大きな音で驚かすいう安直で個人的に大嫌いな手法をほとんど見せず、呪い的なジワジワと来る怖さを表現しているのが良かった。
ハッピーエンドが好みなので最後少し救いがあるかなと思わせてくれるのも良かった。
ただ結局北斗の思い通りになっているのが気に入らない
ホラーではない。ちょっとしたミステリー。
ホラーが苦手だったが、全く怖くなく、安心して観ることができた。本は購入したが読んでおらず、詳細がわからないのだが、カブトムシだと奇妙さが伝わらないと思った。途中、急に顔がアップになるなど、B級感が漂う場面があったが(これは不要だった)、台本がきちんとしている感じがするし、普通に良かったと思う。アイドルが主役級で心配だったが、違和感なく観ることができた。宮舘さんは評価が別れると思うが、怪しさが出ていて良かった。
青ブタを、喰う
原作小説は未読。
ホラーかミステリーを期待してたのですが、ちょっと違いました。なんとなくアニメ「青春ブタ野郎」シリーズと似たような世界観でパラレルワールド系。
千弥子と(千弥子側の)北斗の執着に沿って、二つの世界を一つに変える感じ。それが分かるのが終盤だったので、最後まで割と面白く鑑賞できました。
気持ち悪い北斗役の宮舘涼太さんは適役! アイドルなのにね(笑)
ヒクイドリはニューギニアに生息。殺傷能力が高く、世界一危険な鳥だそうですが、食用とされることもあり、肉は珍味とのこと。それなら火喰鳥をさっさと食っちゃえばいいのに… って、日記のヒクイドリはたぶん人肉のこと。となると、もう一つの世界の夕里子は喰われちゃった?
ラストシーンが示唆するのは、new夕里子の能力が覚醒し、いつかnew雄司とのハッピーエンドを迎える、ってことかな?…他の方のレビューを見ると、なんか違うっぽい(汗)
かさなりうすれる現実は誰の心にたどり着くのか
ホラーじゃなくて新海誠なファンタジー
超個人的な願望。
あれほどまでに〝異能〟を持つ者としての孤独を強調するなら、80年前からの思念と闘うなかで、夕里子の潜在的な能力が覚醒して〝彼〟を成仏させて仕舞えば良かったのに!
結局、最後はパラレルワールド的に歴史が書き換えられた世界が出現して、『君の名は。』『秒速5センチメートル』と同じように、運命の人同士がすれ違い、果たしてどうなるの?というどちらかというとハッピーな気分のヤキモキが残る。
そして、生き残っていたあの人も孫娘と幸せな余生を送っているので、おぞましいことは何も起こっていない世界が実現(交通事故の不幸もそれほどダメージを与えていなそうだし)、めでたしめでたし…
ということは、従軍日記の手帖は久喜家周辺の人たちにとって、前の世界よりも不幸な人が少ない世界をもたらした、という理解でいいのでしょうか。
戦争中の飢餓のもとで生まれた生への執着がもたらしたハッピーエンド!?
だとしたら、これってホラーじゃなくてファンタジーなのでは。
人怖オカミス殺人映画/鑑賞前に原作読了を推奨‼︎スノ担目線
Snow Man 宮舘涼太が出るとのことで、宮舘担の友人と行ってきました
予告もなんとなくしか見ず、公式インスタの写真のみで大した内容を知らずに行ったので、「こんなのなんて聞いてない」の連続でした
初っ端から化学とか脳科学、人間科学とかに分類されそうな理系のお話しされて、文系にはとてもついていけません(泣)
映画だけでは不可解な場面が多く、観賞後にネットに上がっている原作の考察や感想を読み漁りましたが、原作の方がいいなと思ってしまう顛末…
舘様がスイカ食べてるシーンとか観たかったですね(泣)
個人的に終わり方もあまり納得のいく物ではありませんでした
原作は北斗が夕里子のことを「僕の妻です」と紹介している場面で終わっているようですが、その方が怖さの余韻が残るので…
変に2人を再会させて、「あとは観客のご想像にお任せします」はなかなか酷い
それなら、原作と同じ終わり方でもう少し解説を増やしてほしかった
本編でだいぶ人死ぬなーって思ってたのですが、原作だともっと死んでますねwびっくりしました
スタッフロールも他映画より人が少ないように思えたので、もっと制作費かけてほしかったなって思います
クラファンしてくれれば、いくらでも出すんですけどね…
SEとかちょっとチープだなって印象です(ヒクイドリの足音とかゲームっぽい感じ。解呪の儀式の時の雄司と北斗のエコーとか、いらなくね?って冷めちゃいました)
加えて、主題歌もお門違いだなと
マカえんは好きですが、いっそのこと歌詞無しのインストの方が余韻に浸れて、良いのでは…?
他の方のレビュー見たら、舘様にあまり良い印象をお持ちでない方が思ったよりもいたのですが、私は良かったと思います‼︎‼︎‼︎
コミカライズのビジュ見た時は、「なんで舘様が…?」ってなりましたが、原作の方を一部読んだ感じ、舘様がいいな〜…と‼︎(キャスティングの方には感謝しかないです)
友人ともめちゃくちゃ話したのですが、良い感じにキモい‼︎‼︎‼︎(褒め言葉)
間の取り方とかちょくちょく宮舘節が出てて、にこにこしながらお話聞いてましたw
ただ、たまに説明曖昧なところがあって、推理系好きにとっては不服かもしれません
結局、霊能力者なのかなんなのか分かんないところも納得いってません
でもかっこよかったのでオールOKです‼︎w
亮くんが「くきさだいち」ってひらがなで書いてるの可愛かったです…
加えて、雄司の「俺が守る」発言最高でしたね…
急にジャンル変わったなって思いましたw
どうしてもホラーに恋愛はつきものなんですね
にしても、ちょっと言い過ぎかな
1場面に留めてくれれば、その1場面の印象が強くなったのかなと
舘様の「消えろ」等、罵詈雑言は最高でした…‼︎
映画でしか言わないようなセリフ聞けるのは醍醐味ですね
ただ、殴られてからあんな一瞬で腫れ上がりますかね…?腫れるほど殴られたことも、その場面も見たことがないので分かりませんが、すごい気になりました
死に際の「僕も君も消えよう」的なセリフ言ったあとに、「僕の妻です」って紹介してて(お前生きてんじゃねえか)とツッコミたくなりましたが、貞市死んでる世界線(黒ジャケット北斗)と貞市生きてる世界線(白ジャケット北斗)は違う人物らしいですね
原作だと「彼(北斗を指す言葉)」と「"彼"」で書き分けてるらしいです
「ペテ師」も鑑賞中は「ペテ氏(人物名)」だと思っていたのですが、違いました(「ペテ↑師↓」ってイントネーションで言ってくれればまた違ったと思うんですけどね…)
字幕欲しいなって思いました
でも声が良いので、どんなに難しそうなこと言ってても理解はできずとも聞き取ることはできました‼︎‼︎
解呪の儀式の衣装も様になっていました…
映画の内容濃すぎて、せんとくんとかはあんまり感じなかったですw
あと、雄司は虫が苦手らしいのですが、最後の方に大量にカブトムシついてるのに扉開け閉め合戦してるのは笑っちゃいました
自分に飛んでくるとか考えなかったのかなって
あれだけガタガタさせてたらカブトムシも一斉に飛んでいきそうなのに
フィクションに現実求めちゃいけませんね…
カブトムシがやたらと出てくる理由も気になりました
サイコキラー雄司は見てて面白かったです
吹っ切れた人間ってすごいなと(もうちょい前に吹っ切れて、伊藤(中は雄司)の時に貞市さん殺せてたif線気になります)
人間の恐ろしさを再認識させられました
個人的に頭使う系の映画が好きなので星3ですが、舘様が出ていなければ、多分一生観なかったです
ただ、あまりに消化不良なので図書館で本借りて原作読んだ後に、アマプラかなんかでもう一回は観ようかなと考えます
足立正生待ち
えぇ~、だいぶ涼しくなってまいりました。
怪談話にはちょっと適さない時節の公開。
とはいえ、
朝ドラの「ばけばけ」も10月始まりです。
生来食い意地が張っているもので、
この題名に食い付いてしまいました。
ジビエ料理映画かなと。
ヒクイドリを喰うというダジャレみたいな題。
ヘビクイワシを喰うでもいいんじゃないでしょうか。
どちらも脚が強力な武器です。
だいたい鳥は脚かクチバシが武器。
足立正生監督の名前がキャストにあったので、気になって観ました。
いつ出てくるのか?
ダチョウのようにクビをながーくして待ってました。
足立正生待ち😎
カラス天狗かw
先の大戦でパプアニューギニアでオーストラリア軍兵士に射殺され戦死した喜多貞市のはずだったが···
長野の立派な旧家の佇まい。
山下美月は役所勤め。旦那の水上恒司は大学の化学の助教。毎晩、広い和室に布団を並べて····
羨ましいですなぁ。
朝早く起きて妻の弁当作りぐらいなんのその。
妻の送り迎えだってちっとも苦になりません。
わたし、朝が弱いから·。
じゃあ、夜は強いんですね·····
英霊の怨念の話として途中まで進む。
執念が強い人が死んだ時に発揮するチカラ。
なにかに取り憑いても生者に訴えようとするキモチ。執着心怖いですね。でも生きてるヒトのほうがうんと怖い。
その先、二転三転以上どんどん変化する話についていけませんでした😰
山下美月をめぐる三◯関係の話?
なんで山下美月が石焼蒸し鶏になったりするわけ?
山下美月と大学の先輩のエセ霊媒師の北斗。 こういうあやしいオトコを妻に近づけさせては絶対だめだよ水上さん。
あのわらすこは貞市のなんなの?
佐伯日菜子。
えっ、孫娘?
どうつながるの???
ヒクイドリの説明はウィキペディアどうり。
恐るべき殺傷能力を持った獰猛な大型の飛べない鳥。
首からぶら下がった赤いモノはふぐりみたい。
結局、
ヒクイドリ捕らえて喰う映像シーンなし💢
KADOKAWA、ギャガ、共同配給。
南方の戦地で3人だけになった藤村さんと伊藤さんと喜多さん。
腹ペコで餓死寸前で動けないはずの喜多さんが突然····伊藤さんの首を絞める。
喰えばトリもヒトも一緒って😰
野生の火喰鳥。縮めると野火。
唯一の生き証人だったはずの藤村さんまでがなんでそうなる。
ラスト、山下美月の顔色が良くなってよかったなぁ。
これ、ホラー映画???
観て損はないし、山下美月に注目です。
映画の宣伝が上手なので、早速観て来た。結論から言うと観て損のない内容だ。物語はラストでエキサイトに展開するので、あくびなど出る暇はない。しかし百里子と北斗が新婚旅行に出かける・・・は、少し漫画みたいな気もした。出演者皆的を射た配役だった。特に山下美月は今年だけで公開三本目たが、前作のラブコメから一転した影のある人妻役を見事に演じている。
映像技術と脚本
ホラーというよりはファンタジー。
個人の強大な思想が時空を超えて
子孫の運命に入り込んで無理やり
ねじ曲げていく。
何故か宮舘劇場に。
良いよね。あの胡散臭い感じが。
最後の方の佐伯日奈子さんが
怖くて全部持っていかれた。
もう少し原作者の意図を監督や脚本家が
汲み取って大切にしてくれたらと思った。
映像技術の足りなくて残念でもある。
原作を読まないと繋がって見えないところが多い
単純に考えると、つつましい善人よりも執着の強い悪人の方が勝つバッドエンドに見えてしまう。
しかし、主人公が敵役を殺したところで、勧善懲悪的には彼は幸せになる権利を失い、そう見ると厳然たる因果応報、勧善懲悪のストーリーにも見える。
よく見ていくと、きっかけは敵役ではあるが、そう単純な話ではなくヒロインが最悪の事態から主人公を救おうとする話でもあると分かる。
ヒロインの弟の唐突な行動や、謎の白い服の少女の存在など、説明不足でつながりが弱い要素が多くストーリーが散漫になっている。
これは、尺不足で原作を読まないと分かりにくい部分なのが惜しい。
単純に見れば胸糞のエンドとも相まって、納得いかない方が多いのではないだろうか。
話の焦点がボケボケで・・・。
まだ刈れぬ 寝過ぎの稲 秋雨る
三連休がぁぁぁぁぁぁぁ
雨 雨 雨 雨 ~ 台風のバカ (>_<)
そう思ってる貴方、 そんな時は映画館へどうぞ!
映画館で温まろう!
と言う訳で (どういう流れで???)
今日も映画館へ。
今日はちょいと遅れて「火喰鳥を、喰う」を観ましたよ。
角川映画さんですね。頑張っておられますね。
本作は原浩氏の小説。死者日記を起点としたミステリーホラーで、第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作ですね。
予告編みて歌:マカロニえんぴつ「化け物」が耳に残っていたので 気になった次第です。
(展開流れ)
信州で暮らす久喜雄司と妻・夕里子の元に、太平洋戦争で戦死した大伯父・久喜貞市の日記が届きます。時を同じくして墓石が破壊され、貞市の日記に綴られた異様な「生への執着」が原因か、久喜家で不可解な現象が起こり始めます。
雄司は超常現象に詳しい北斗総一郎を頼りますが、日記に込められた貞市の強烈な「念」は、やがて現実を侵食し、貞市が生き延びた別の世界線へと徐々に書き換えていきます。その結果、雄司の存在そのものが危うくなる・・・。
(思った事)
・戦後戻って来た日記について不気味に展開するが、それメインの怪奇だけでは無くて 北斗総一郎(役:宮舘涼太さん)の企みが明るみに成っていくのですが、
焦点が全く合っていかない事に苛立ちを感じましたです。
戦線の島、ヒクイドリを食う、日記の書き込み、墓石の悪戯、弟の存在、白い少女、父の交通事故死、祖父の行方、妻 久喜夕里子(役:山下美月さん)の秘密、そして北斗総一郎の存在、最後に久喜雄司(役:水上恒司さん)の存在。
どれも 中途半端な感じで繋がっており バラバラ感があります。
客席から観ていて ピントがボケて行くのが分かります。
色々演出したいのでしょうけども 時間は限られているし脚本は酷いし 修正困難が見受けられました。
メイン水上恒司さんなのに・・・またしても”九龍ジェネリックロマンス”に続いて落としてしまう作品と成ってしまいそうな感じします。
・墓石の場所が 家の前って??
普通は墓地の筈。あんな家の前の場所に ポツンとお墓とか ほぼ見かけ無いけどね。同じ命日彫られてる時点で そこは変でしょう。
・ヒクイドリ食うと? 呪われる?長生きできる?悪霊に成っちゃう?
戦争で南の島で兵隊が必死に戦って食すものも無く 仕方なく食べたとして、長生きしたら”変に成った”と描くのはどうかと思う。
・日記手帳が 新しっぽくキレイ。戦争に行って戻ってきた感が全くない。
もっと紙などが土色に染まってると思うね。
・宮舘涼太さんの演技が誇張し過ぎてて オカシクて。(;´・ω・)
なんか笑える台詞吐き。
どうも この映画の全体像、他キャラをみんな壊しちゃってる気がしましたね。
力みし過ぎだと感じました。
・おじいさんが どこに? ご近所住人総出で探さないと。
その捜索緊迫感が無いね。
・妻の秘密をもっと丁寧に明かして欲しかった。
・弟何処行った? 急に日記に文字描くな! アフォか。
・夜、廊下をヒクイドリが障子の向こう歩いてこっち開けて見て萎えたわ。
笑わそうと?考えたのか。 この演出何だこれ。
・結局 日記を先に手にした北斗の夕里子奪還 呪縛作戦って事で・・・
呆気に取られる久喜家の人々。巻き込まれ事故みたいになってしまってる。
最後まで観たけど ”唖然” その物でしたわ。
それこそ ”何言ってるんだ!!” ですね。ガッカリで劇場を後にしました。
奇跡的にご興味が有る方
お時間もお金も十分御座います方は
劇場へお急ぎください!!
余韻がすごい
映像や音の不穏さがじっとり感を際立たせていて良かったです。ジャンプスケアやグロ描写は相当マイルドでしたがとにかく人間が怖いと思った作品でした。
内容について。
不可解な事が次々と起こるので見逃したら疑問が残りそう。考察できるところも多く、何回か見ると理解が深まって面白そうです。よく分からなかった、と低評価のまま終わるのはもったいない。
演出は賛否両論あるだろうと思いますが、主要キャストの3人がキャラにぴったりハマっていて良かったです!非現実的なことは信じないけれど話は聞き、妻を守りたいと思う雄司、葛藤しながらも今の生活を守りたい夕里子、2人の空気感が最高でした。北斗総一郎は最初から異物感が凄かったけれど違和感はなくて、胡散臭いのに説得力があり聞き入ってしまいました。
生への、生活への、家族への、そしてかつての恋人への、それぞれの執着が絡み合って現実ともうひとつの世界が交わっていく様子にぞっとしました。
雄司は亮に言われた通り、何かに対する執着が人より弱かったせいで貞一の生への執着と千弥子の生活への執着、そして北斗の執着に負けたんだなと思うと切ない。
雄司をはじめ久喜家の人間は目を逸らしている側の人間(不可解なことから、暗い過去から、自分の力から)だけれど、北斗は受け止めていた。その対比構造も良かったです。北斗はある意味真っ直ぐな人で、あっちの世界の「彼」が幸せになるためにきっかけを作り、殺されるために動く。怖いしきもかったのになんだか寂しい人なんだな、と主題歌の化け物を聞いて余韻に浸っていました。
個人的にはマルチエンドのゲームやクトゥルフ神話TRPGを見ているような感覚で面白かったです。あの時こうだったらこんな世界線があったな、という分岐点が日記であり北斗だったんだろうな。
あとパンフレットがすごく面白いのでぜひ読んで欲しいです。
全299件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








