火喰鳥を、喰うのレビュー・感想・評価
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予測の外しの連続で・・・
水上恒司観たさなのか、観客の約9割が女性という状況でした。9割女性の感じは、自分の列は唯一の男性がは私で、前列はすべて女性。こんな状況は初めてでした。上映前には後ろをパッと見ただけだがほぼ女性という感じ。確かに、水上恒司は可愛さと純情さとカッコよさ兼ねてるので、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」をもし観たひとがいるなら、また観たくなる俳優でしょうねぇ。あるいは、単にホラー系ミステリにかっこいい俳優が主役となれば、女性が多いのは常ということなんでしょうか・・・。
原作未読でしたが、観た後は、原作の方がきっと面白いだろうなと思ったのですが、ミステリ系は原作読んだ方が自由に連想できて面白いと思ってます。それでも、どんな感じに映画が仕上がっているんだろうって興味があるので、観ます。
ちょっとやそっとでは目の肥えた観客をダマすことはできないぞとの気概からか、予測の外しの外しの展開が続いて、何がなんだかわからない状況のままエンドロールを迎えて、ぼんやり、それは死者の魂の世界だったのかなと思えたんですが、モヤモヤ感があるので、余計に原作読んでみたいと思いました。
これはホラーではないですね、ミステリですね。一体、どうなっていて、誰が糸を引いているの?っていう。手帳というのは確かに魂を感じる遺物に成り得ますね、特に直筆は。書いた文字に入り込めば、その人のこころに入り込んでしまうことがありますよ。時が経てばさらにその傾向が強くなるかもしれません。
後半コメディ
軸が見えてこない
ホラーじゃない
「舘様VSヒクイドリの軍配はどちらに?」
これはいったい何を見せられたのか……?そんな気持ちで映画館を後にした。
よくある“驚愕のラスト”“世紀の大どんでん返し”といった伏線回収型の作品でもなく、映画はそのレベルには届いていない。最後まで観ても「え?夢の話?いや違う?」「結局どういうこと?」
と、もやもやが残った。
物語を整理すると、宮舘涼太演じる北斗が、まるで陰陽師のような術で「執着」に基づいた世界を作り出しているだけ。その執着とは、昔から好意を抱いていた夕里子(山下美月)を手に入れたいという思い。しかし現実では夕里子は雄司(水上恒司)の妻。
その叶わぬ思いを背景に、物語は遠回りして「火喰鳥」にまで広がり、結局は雑に終わってしまった――という印象。
ちなみにオーディブルで小説版のラストだけ確認したが、こちらも大きなひねりはなく、むしろ「映像化するとこうなるよな」と納得してしまう程度。
結末としては「第二次世界大戦中、久喜貞市が生きている世界」を北斗が執着で呼び込み、結果として北斗と夕里子が新婚旅行に行く、というお粗末さん。
観客層を見ても、やはり女性ファンが中心。10代から40代くらいまで幅広く、映画というより出演アイドル目当ての集客という雰囲気。案の定「Snow Man」の宮舘涼太が出演。(何やら見た目も演技も歌舞伎役者みたい雰囲気やった)
※あとがき
舘様の独特な演技センスが輝き、映画のタイトルである〝ヒクイドリ〟をも喰ってしまったので、舘様の完全勝利!(「火喰鳥を、喰う」とはそいう意味やったんやねw)
以上
あれっ!?
原作を読まずに見ました。予告編を見て面白そうだったので。
最後は「あれっ??」と言う感じでしたが、これはこれでいいのか。
ジャンとしては何になるのだろう?ホラーではないし。
ある意味斬新かな?見ても損はないかと思います。
最低の駄作
ホラー?ミステリー?SFかも
ホラー?
感想なのでネタバレするから未視聴の人はブラウザバックお願いします。
とにかく自分には合わなかった。バッドエンド、心底嫌な気分しか残らない映画を見たい人にだけお勧め。
ホラーが見たかったのに2時間かけてライバルの寝取り成功ストーリー見せられるとは思わなかった。
自称霊能者役がただただキモチワルイ。態度も行動もそういう役で作ってるんだから大したもんだと思うけどキモチワルイ。二度と見たくない。
ヒロインの意思も関係なくキモい男の執着心だけでNTR成功しました! エンディングで元夫もヒロインも納得してないけど記憶ないからなんもできないってこれメリーでもないトゥルーバッドエンドルートじゃん。
ある意味ホラーといえばホラーなのかもしれないしサイコホラーに近いのかな。ジャンル分けはまちがってないんだろうけど、ホラーと言われてこれ見せられてもなにこれとしか言えない。
あと世界変わったのはいいけど元の世界どうなったの?消滅したんなら世界が変えられるって根本からおかしくない? 平衡世界理論であっちの世界はあっちで残ってて入れ替わってるならまだわかるけど、そうだとしても元の世界では嫁殺されてその犯人を殺したって主人公も以後刑務所入り、執行猶予も難しいだろうから……。
主人公あのキモイ霊能者役にして寝取るために努力して自分だけ世界移行する映画にしたほうが見る人は納得するんじゃない?
いつまで反省するの?
執着の強いものが生き残る
最近気になっている俳優の水上恒司と推しの山下美月と森田望智が出演しているというだけで観た映画でしたが,思ったよりも面白かったです.
パラレルワールドものですが,いくつの世界が出てきたのかわからなくなるほど,いろいろな世界に飛びます.異世界が干渉を起こして,執着が少ないものが弾き飛ばされて別の世界に行くようです.
ホラーだけど,なんどか寒気がしただけでそんなに怖くなかったです.
干渉を起こすメカニズムを知りたくなり,原作に当たりました.映画は,原作に概ね沿っているようです.
宮舘涼太の怪演がマッチしていました.
でも「カブトムシ」は何の象徴なんでしょう?この間のオダギリジョーの映画に出てきた「たこ焼き」と同じくらいわからないです.
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縁
大学で化学を教える雄司は、妻で同僚の夕里子との二人分のお弁当を毎日作ると言う家庭的な一面を持ち、二人幸せな日々を送っていた。
そんな中、突然届いた戦死したはずの大伯父・貞一の日記。そこには、「ヒクイドリ(人食い鳥)を食べてでも生きたい。」と言う「生」への強い執着心が記されていた。ここから、雄司の中の不安が徐々に大きくなって行くと同時に、不可解な出来事が次々と起こって行く。
特殊な感覚を持つ夕里子は自分と同じ様な感覚を持つ北斗に謎を解明して貰うべく連絡する。
以前から夕里子に好意を持つ北斗はここぞとばかりに雄司を挑発する。悪魔の様な執着を剥き出しにした北斗と、「生」への強い執念を持つ貞一の孫の千弥子がそんな二人とは対照的な虫も殺せない程、執着とは無縁の雄司をこの世界から消し去ってしまう。でもそれは、雄司が夕里子を生かせたいと言う思いからでもあった。
最後に違う世界で雄司と夕里子がすれ違った時、気づきこそしないが、お互いが「何か」を感じた様に見えたのは未だ魂の深い所で灯っている灯に気付いたからではないだろうか。
偶然、又、すれ違う位の所に二人は居るのだと思った。
10年以上前に「サイムダン」と言う韓国ドラマがTVで演っていて、その主人公のイ・ヨンエとソン・スンホンの最後と被ってしまって、挿入歌が「縁」と言う曲だった事もあって、どうしてもこのまま二人が別れてしまうには忍びなく感じてしまいました。
なんかな…
「PHP楽しみ」
一見いけ好かない物語のキーマン
ホラーサスペンスと銘打ってますが、得体のしれない人物が大きな音と共に突然現れる、みたいなことはほとんどないです。時代背景が前後するのでわかりづらさはあるかと思います。
今を生きている現実ともう一つの現実が交錯して浸食されていく物語。
キーマンである北斗総一郎は”いけ好かない””鼻持ちならない”人物なので、登場の時点で拒絶感を示してしまうと恐らくその先の話が入ってこなくなると思います。
手を組み替えたり足を組んだりして、雄司への拒絶感や防御反応を示す仕草が“なんだこいつ”と思わせる不快感を絶妙に与えます。
クセつよ北斗総一郎を演じた宮舘さん。品のいい身なりをしていた北斗がすす汚れ、ひた隠しにしていた感情を 雄司への敵意と共にだんだんとむき出しにして爆発させるところは圧倒されました。
「誰かが大切にしていた人形」という言葉と共に夕里子に送る視線
「もう一つの事実」という言葉と共に墓石の鏡面に北斗が映し出される演出が特に好きです。
原作を読んでから観賞しましたが、読んでいるが故に補える映画への理解と、結末の余白部分は原作とは違うので想像していた結末とは違いました。
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