火喰鳥を、喰うのレビュー・感想・評価
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執着
田舎の大きめなおうちで起こった不可解な出来事。。。。
色々思うところがありすぎて。。。ホラーなんだかミステリーなんだか。シチュエーション的には完全に本格ミステリーの出だし。からの謎の少女がシィ〜って。。。終始懐疑を覆す非論理的場面展開で最後はもうそういうもんだと開き直って観たら、まぁみんな演技が上手❗️水上恒司も山下美月も素晴らしぃ♪宮舘涼太のあのゾワゾワする拒否感全開になる口ぶりに、お話の内容とは別に入り込んでしまった。
最後の場面は、元々の世界とも久喜貞一が生きていたとも違う世界の何処か?
結局夢の中の世界は何処か別の世界の自分の実生活なのかもねって事?
とても面白かったです。
うわぁミスった〜
僕の現実世界のあれこれを忘れるようなキッツイ映画を観たいなと思って、サスペンス作品セレクト。
ホントは別の作品を選ぼうとしていたのに、何故かこれ。
で、上映始まったら、ホラーだよ〜これ!
リングシリーズや『仄暗い水の底から』みたいなのが僕の恐怖の限界で、それ未満の映画しか観ないと心に誓ったのに、いきなり不気味な少女が出たんですもん。選択ミス!
必然の狭いアングルと急な大きな音にビビる2時間。
(僕は、音楽担当の富貴晴美さんの昔からのファンです。)
で、上映10分後には、劇場の外に出ようかとマジで考えたんだけど、心にダメージ与えそうな時は目を瞑り、耳を塞げばいいやと思い直し、時々ビクッとしながら観続けました。
でも、観ているうちに、お化けとかじゃなく、ちょっとSFチックなパラレルワールドな時空間超えストーリーであることに気づき、入り込みました。
入り込んで心が細くなり、久喜の久ってクだなぁ、襖の鳥の絵が九羽だなぁ、墓に刻まれた主人公と父親の享年が四だらけだなぁ、などと意味もなく不幸の印を探してしまって、完全にやられてしまいました。
目まぐるしく展開し、予想を裏切られ、推理なんかしようもないことを気づいたラストあたりで回収があるかと思ったらナッシング、謎を残したまま、そして不幸なまま終わりを迎え、おいおいと思ったら、続きを想起させるエンディング。また観させるのかよ、と。え〜、ずるいなぁ。
で、劇場を出て気持ちを変えようと回転寿司へ。
案内する機械から出た席の番号は13番。今日は金曜日。
早く帰って、今夜は家で寝てます。
映画「遠い山なみの光」と同様に難解な映画。「生きたい」という強い執念がその後の現実世界を変えていくという事か?
原作未読。公開初日の初回に鑑賞しました。観客も結構入っていました。
・映画は喜久雄司(水上恒司)と妻夕里子(山下美月)、夕里子の大学時代の先輩で呪術能力がある北斗(宮舘涼太)の3人を中心に物語が展開します。
・雄司の祖父の兄で太平洋戦争で戦死した喜久貞市の戦時中の遺品の日記が届くが、その日記に「強い生への執着」が書かれており、その日から様々な異様な現象、災難が降りかかる。
・北斗がその謎ときに関わってくるが、北斗自身は大学時代の後輩の夕里子から「愛」を得たいという執念を持っており、彼の行動に深く関わっていく。
・この映画のテーマは「生への執念」「異性の愛を得たいという執念」の根強さという事だと思いますが、この執念の結果「現実世界」「仮想世界」が入り交じり、どちらが現実世界なのか、映画を観ていると混乱するように仕掛けがされています。映画「遠い山なみの光」では、監督自身「5回観れば分かります」とのコメントがあったが、この映画も2~3回繰り返して観れば、全ての謎が解けるのではないかと思います。
・ホラー要素も多少ありますが、なぞ解きを楽しむ「サスペンス映画」だと思います。
夢の中へ‼️❓いつてみたいと思いませんか❓‼️
どうなるんだろう、どんな落とし前をつけるんだろう、そう観てたら、まさかの、全部夢でした、そんな映画。脚本だけなら、無茶苦茶して、全てなんの繋がりも無いので、どんな場面にも意味なんかないんだけど、ストーリーはともかく、主役の水上くんと山下美月の演技が凄まじく良い、それだけでも観る価値あり、それと山下美月が美しい、なんだか今晩この映画の夢をみそうだ、水上くんになる夢。
カブトムシの定位置。
信州・松本のとある村で生活する久喜雄司と妻・夕里子に起こる話。
墓石に彫られた名が削られから始まり…信州タイムス取材班から返還された雄司の祖父の兄の「従軍手帖」、…に書かれる“火喰鳥を喰いたい”この手帖を手にし読んだ事から久喜家、周りの人間へ不可解な事が起こり始める…。
原作はホラー小説?というのもあり作風は終始少し気味が悪い印象。日記を手にし読んだ事から始まる不可解、取り憑かれたようにスイカを食べ喋り始めた取材班の玄田、日記の続きを書き始めた夕里子の弟りょう、突然居なくなる祖父と…。
呪い的な!?と思えば人為的!?夢!?で違う世界はいくつある!?で。原作を読んでる方は答えを知ってるから着地点が解るかもだけど、知らない側すると解りにくい。
ラストのこの難解ストーリーから異世界で別々に過ごし生活する雄司と夕里子、街中ですれ違い微かに残る記憶で甦る記憶、…で泣かせにきた様にも見える展開…泣けないかな。
気味悪さみたいので観れたけど難しいより解りにくいって感じだったかな個人的に。
原作をかなり忠実に追いながら
意中の女を見る時の目付きがヤバい。
名前が削り取られた墓石、還ってきた従軍手帖。
この2点の描写を導入早々に差し込むだけで観客を作品の世界に引き摺り込む手際の良さに感服。
劇場内が一気に静まり返っておりました。
役者も適材適所。
山下美月さんのものを言う瞳や水上恒司さんの感情が伝わりづらい表情が作品の味となってました。
そんな中で一瞬ミスキャストに見えた「Snow Man」の宮舘涼太さんかとても印象に残りました。
まぁ、気持ち悪いのなんの。
一瞬、どこにでもいるフツーの輩にしか見えないんですが意中の女を前にした時の目がヤバい。
勘違いしている男の目そのもの。
黙っているだけでストーカーじみた男にしか見えない顔が頭から離れそうにありません。
気味が悪かった。
作品自体が気味の悪い空気に包まれているだけに彼の存在はプラスだったと思います。
今後の仕事に支障がなければ、宮舘涼太さんにはこうした役を続けて貰いたいと思いました。
ホラー描写に関しては物足りなさもあり、中盤から物語が停滞してしまう欠点を孕んでいます。
おまけに人によっては終わり方にモヤモヤ感が残る作品となっているので万人におすすめできないのが残念ですが役者たちの熱演は見応えありなので興味のある人は是非。
原作読んでないから
執着が一番恐い、ということ。
化け物
原作者の原浩先生のトークショー付き試写会にて鑑賞。
原作は未読です。
序盤に撒かれたストーリーが、後半は並行世界で入り乱れまくってカオスになり、人の欲望や執着が霊にも超常現象にも勝るというパワーの感じられる作品になっていました。
戦時中での出来事、手記に綴られた火喰鳥の影響が現代にも現れ、徐々に分かってくる真実に戸惑っていく感じで臨場感満載でした。
中盤以降は登場人物が増え、そこから愛やら恋やらの人間関係がカオスさに拍車をかけていき、ちょっと分かりづらい場面もちらほらありましたが、気味の悪いシーン多めでゾクゾクさせられました。
霊媒師(?)の北斗の行動が全部かき回していくので彼から目が離せませんでした。
展開が目まぐるしく切り替わりまくるので、全部を理解できた自信が無いのは申し訳ないのですが、こればっかりは原作を見なきゃなと思いました。
ラストは完全に「君の名は。」じゃんと思ってしまいましたが、これは映画版のアレンジらしく、今作の初期案であったラブストーリーっぽい終わり方はヘビーだった本筋とは違う解釈ができて個人的には良かったなと思いました。
ジャンプスケアはかなり少なめで、ミステリーを押し出していく中でじわっと怖がらせる描写が多くあるので不意を打たれる瞬間が多々ありました。
虫が苦手ってのもあるんですが、カブトムシ1匹ならまだしも大量に扉にくっついていたところは流石にゾワっとしました。
あそこまでの大量発生は今まで見た事ないですが、あれを見たら余裕で気を失うと思います笑
CG周りは正直安っぽく、火喰鳥はもうコテコテのCGでカクカクですし、記者の車が燃える時の炎の合成しました感は残念でしたし、どんよりとした雰囲気の作品の空気を邪魔しちゃっていたなと思いました。
序盤だけ謎に登場したTVのような登場人物のテロップは映画にはあまり登場させてほしくないなーと思いました。
あれ一つでダサさが増幅してしまっていたのでもったいなかったです。
キャスト陣はバッチリハマっており、水上くんの振り回されまくりながらも奇々怪界な世界を生きる雄司はカッコ良かったですし、献身な妻かと思ったら取り込まれやすく異変のきっかけになってくれた夕里子を演じた美月さんも良かったですし、胡散臭い同級生を演じた舘様の奇天烈っぷりはハマりすぎてていつの間にか舘様の虜でした。
映画もしっかり楽しめましたが、これは原作をじっくり読み込んだら更に楽しめそうだなと思いました。
原先生の他の作品も見ていきたいです。
鑑賞 9/16
鑑賞時間 18:30〜20:08
鑑賞方法 試写会にて
抗うほどに変容していくストーリーに巻き込まれた
日本にいる者なら知っているうだるような夏の空気、登場人物それぞれの強い執着、蝕まれていく現実に抗うほど変容していくストーリーに巻き込まれるような感覚でした。
小説は複雑なストーリーを読者にじっくりと読ませることができますが、映画だからこそできる表現がチャレンジングに散りばめられ、ミステリー作品としての歪な感じをバランスよく表していたと思います。
表現方法を変えているだけで、読後感は原作に非常に近いものを味わうことができました。
公開されたらまた映画館に観に行きたいと思います。
えっ?ヒト食った話?
奥田瑛二さんのおじいちゃん役、特殊メイクとその演技力さらに磨きが、
っと 思って見てたら 別人でした。
ヒロインは、気の抜けた生田絵梨花のようで 水上君と 画像的に 合わせにくい感じがした。
ストーリーといえば
どうして この話 映画にしたかったの??
(高市さん 今日 首相になったの びっくりしたぁー。)
茶番もいいところ
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