「少しずつ現実が変わる恐怖」火喰鳥を、喰う ひろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
少しずつ現実が変わる恐怖
原作は未読。予告からホラーサスペンスっぽい感じに興味が湧いて鑑賞。物語は戦死した祖父の兄の手帳が見つかり、実家の墓石からその名前が削られたのが発端。これが伏線になって不可解なことが起きていくわけだが、佇んでいる白い少女とか、視点が巡るましく変わり、謎が解消されないままその都度少しずつ世界が変わっていく進め方は面白いなと思った。
後半は白い少女の正体とか、北斗の異常な目的などが明らかになるなど急展開過ぎて最初から雄司の目線で見ていたので現実が書き換わってしまった最後のシーンも???な感じで終わってもやもやする内容についていけなかったが、鑑賞後にあれはこういうことだったのかとか色々と振り返られる別の楽しみ方があったのかと思うと評価が少し変わる。
 コメントする 
  映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
