「強引で無茶苦茶な映画だけど嫌いじゃない。」火喰鳥を、喰う コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
強引で無茶苦茶な映画だけど嫌いじゃない。
こういうオカルト映画は、辻褄とか整合性を求めちゃいかんのだと。
それこそ雄司の「何言ってんだ?」という台詞がしっくりくる。
導入部はまずまずの滑り出しも、北斗が舘様すぎて、ふざけてんじゃないかと少々笑ってしまった。
質問しても「どうでしょう」とか言いそうで。
やたら"執着“に執着してると思ったら、そういう事なのか。パラレルワールドのように、あっち行ったりこっち行ったり執着のバトルロワイアル。
ホラーのような驚かしは無いけれど、ずっと不気味で不穏で気持ち悪い。
後半になって、この人は誰?見たことはあるような...あ、もしや佐伯さんではないか!
しかしながら、オカルト女優・佐伯日菜子をキャスティングしておきながら、なんと勿体ない。黒井ミサか貞子ばりの活躍を観たかったな。
双璧の菅野ちゃんはこの間、本領発揮してたのに。
麻生さんのぽやんとした口調は、この手の作品には良いスパイスになってると思う。
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