「北斗総一郎が強烈」火喰鳥を、喰う Lalaさんの映画レビュー(感想・評価)
北斗総一郎が強烈
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北斗総一郎というキャラクターが妙味で惹き込まれた。
登場のシーンはきどって独自理論を言葉巧みに繰り広げ相手を正面切ってばかにする漫画のようなやな奴キャラに見えるけど、
中盤で自分が強い想いを寄せる夕里子が自分の知っている、自分と同じ孤独を分かち合えてた(と思っていた)女性から変わってしまったと感じた時の今にも震えそうな怒りっぷり、何とか自信を律して事を進めるために懇願する様、
後半の目録が明るみになって自分を語る時、あくまでこれは運命で自分は正しいのだという盲目に見えるような目、
抱える孤独をさらけ出す時の震え、
胸がぎゅっとなった。
原作を読んでいたのでかなり変更されている、という印象で、個人的には寂しい部分はあったが、映画として観るにはこういうのもありなのかもとも思った。
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