「カブトムシの定位置。」火喰鳥を、喰う SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
カブトムシの定位置。
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 信州・松本のとある村で生活する久喜雄司と妻・夕里子に起こる話。
墓石に彫られた名が削られから始まり…信州タイムス取材班から返還された雄司の祖父の兄の「従軍手帖」、…に書かれる“火喰鳥を喰いたい”この手帖を手にし読んだ事から久喜家、周りの人間へ不可解な事が起こり始める…。
原作はホラー小説?というのもあり作風は終始少し気味が悪い印象。日記を手にし読んだ事から始まる不可解、取り憑かれたようにスイカを食べ喋り始めた取材班の玄田、日記の続きを書き始めた夕里子の弟りょう、突然居なくなる祖父と…。
呪い的な!?と思えば人為的!?夢!?で違う世界はいくつある!?で。原作を読んでる方は答えを知ってるから着地点が解るかもだけど、知らない側すると解りにくい。
ラストのこの難解ストーリーから異世界で別々に過ごし生活する雄司と夕里子、街中ですれ違い微かに残る記憶で甦る記憶、…で泣かせにきた様にも見える展開…泣けないかな。
気味悪さみたいので観れたけど難しいより解りにくいって感じだったかな個人的に。
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  おつろくさんのコメント
 2025年10月4日
 共感ありがとうございます!
本来ホラーは解りやすいプロットだからこそホラーといえるので、それが出来ずに難解になった本作は「先読み不能ミステリー」を名乗っているんだなと思いました。
救われたのは山下美月の演技が良かった事。写真集も出している美ボディーなので、夏の設定だしもっとパイを強調・・・と思いましたが、主婦役なので無理がありますね。
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