「何を見せられているのか不明なネタ映画」松島トモ子 サメ遊戯 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
何を見せられているのか不明なネタ映画
今年100本目(合計1,642本目/今月(2025年4月度)3本目)。
うーん、さすがに正規料金でこれはブチギレるでしょうねぇ。ということで、テアトル梅田さんの株式優待扱いで(正規の公開日の日曜日まで使えない)視聴。
ストーリーはというと、ダイスをふってサメが出たり何かのイベントが起きるというもの、ほぼそれだけ。この「ダイスを振って」がポイントで、有名なボードゲームの「モノポリー」に似た(いい意味ではリスペクトした)「サメポリー」という同人もの扱いボードゲームがある点で、この点を知らないとなんでダイスを延々振ってるのかが理解できません(しかも同人扱いらしく私もやったことはない)。
ストーリーもまぁこの展開でよくわからないし、人選もヘンテコだし(特に、戸松さんはなぜにこの映画に出たのだろう?まぁ、映画内で言うように(あるいは本人評にあるように)サメ映画がお好きなようでそのつながりで出たのだと思いますが、声優さんが実写映画に出るのは珍しいか)、とにかく理解不能なまま進むのが何だかなぁというところで、まだインディーズ映画が多い(また、お客さんもそれを了知している)映画館(大阪市だとシアターセブンさんなど)で見るなら理解はできても、なぜにテアトル梅田なのかも謎だというお話(しかも1日1上映な上に1週間限定なのでお察しください扱い?)。
ただ、理解はほぼ不可能だとしてもストーリーは一つしかないし、不愉快な表現はほぼ存在しないので(ただ、この映画は誰得なのかという気もします。声優の戸松さんはスフィアのメンバーで、その限りで本人に「会いに行く」(「会いに行く」というよりコンサートに行くというほうが正しいか)ことは可能なので、そのファンがこの映画を見に行くのは想定がかなり困難か)、まぁまぁ…といったところです。
採点は以下まで考慮しています。
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(減点0.8/結局何を見せられているのかよくわからない)
まぁ、一発ネタ映画なのだろうとは思うしサメ映画というのはお約束的にそうなのですが、この映画、ストーリーというストーリーがまるで存在しない上に、その同人ゲームの「サメポリー」を知らないと(ただ、その話は映画内でちゃんと出てくるが、そのゲームがあるというだけの話で、ルールの説明はしないしかつ映画に無関係)、なんで延々ダイスを振っているのかが理解不可能で、ここで大半の方が詰むのでは…と思います。
まぁしいて言えば、声優の戸松さんを実写で見られるというくらいなのでしょうか…。
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