はるうららのレビュー・感想・評価
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Fifteenager
3作合わせて60分強というコンパクトなショートフィルム集のうちの1本。
ど直球の青春ものやろうな〜と思ったら面食らった1本でした。
見た目がちょっぴり似てる"はる"と"うらら"がインスタで偶然見つけた父親の元に入れ替わって行ってみるというちょっとしたイタズラをやるという青春ならではの己の感情の赴くままってのは、ここまででは無いですが似たような経験があるので、あ〜それは小っ恥ずかしいやつだぞー!と顔覆うか迷いましたがしっかり観ました。
5歳から15歳だとしっかりとした変化が出ているから気付かないのも無理ないと思うんですが、ほくろの位置なんかを覚えていたお父さんは凄いと思いますし、ちゃんとコミュニケーションも取っていたりとで一見すると良い関係性に見えるんですが、娘として接しているのは"はる"じゃなくて"うらら"なんだよなぁと思っていたところに"はる"の悲しい眼差しが映されるのでキューっとなりますし、その行動に対して衝動的に動いてしまうのも自分勝手ではあるんですが、思春期ってこういう感じだもんなという感情もあったりとでやっぱし小っ恥ずかしかったです。
卒業式に来なかったねというセリフも、軽口叩きながらも本心では来てほしかったんだろうけど〜という素直になれない感じも15歳やわー!と心の中の15歳が叫びました。
再び会いにいって…という感じで余韻残しなのもとても良かったです。
作品としてはありのままの15歳の姿を描いたというところなので目新しさはあまりありませんが、15歳に一回戻ってみたいなという気分にさせられました。
あぁティーンネイジャー。
鑑賞日 5/22
鑑賞時間 18:05〜19:12
※「東京予報」の短編の1作
ややこしや
見分けるどころか気付かない
20歳から30歳ならまだしも、5歳から15 歳で気付けってのは無茶振りですよ。
というか、猫顔のハルと狸顔のウララはオッサンの自分ですら混乱しないくらいには似てない。
友達同士の軽口なら理解は出来るけどね。
それでもお父さんホクロは覚えてたし、それを隠さず再訪したら即座に気付くって…
ウララとの仲直りも含めて、短編とはいえもう少しドラマが欲しかった。
バイトのコが普段「店長」って呼んでるから下の名前うろ覚えってのはリアルだった。
クレジット的にメインはどちらかと言えばハルなのだろうが、面倒くさい我儘キャラといった印象。
反面ウララは終始いい子だし、狸顔好きとしては河村ここあを見つけたことは収穫でした。
キャスティング難しいよね
はるがうららで、うららがはるね
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