「タイトルなし」シカゴ ソルトンさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
妄想のような空間で、歌やダンスが繰り広げられるミュージカル映画の中でも珍しいタイプの作品だった。キワドい姿で踊る女性達を観ていると、古い話だけどプロミスのCMを思い出す。
殺人事件だと言うのに、お気楽、能天気な展開が延々と続いていたが、ラストでカメラのシャッター音が鳴り始めた辺りから、これってロキシー撃たれるのかな?って漸く緊張感が出てきた。ただ最後のシャッター音が銃声のように聞こえたような気もしなくもなかったが、考える間もなくエンドクレジットが始まってしまったので、自分にはどうだったのか判らなかった。
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