THE MONKEY ザ・モンキーのレビュー・感想・評価
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アメリカンノスタルジア
アメリカのひなびた郊外の景色がスティーブン・キングにとっての原風景だったりするのかな。
郷愁に駆られてしまうのは映画の影響でしょうね。スタンド・バイ・ミーとか。
どんなに惨めでも少年時代は世界の中心の一番近くにいたんだよな。
怖くはないですが、笑えてノスタルジックな気分になれる。
オススメです。
THE MONKEY(映画の記憶2025/9/20)
たくさん首が落ちるだけのホラー
サム・クック
THE MONKEY ザ モンキー
そんな死に方する!?
■ 作品情報
スティーヴン・キングの短編小説『猿とシンバル』が原作。監督・脚本はオズグッド・パーキンス、製作はジェームズ・ワン、デイブ・キャプラン、ブライアン・カバナー=ジョーンズ、クリス・ファーガソン。主要キャストはテオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、イライジャ・ウッド、サラ・レヴィなど。製作国はアメリカ。
■ ストーリー
少年時代のハルとビル兄弟は、父が遺したぜんまい仕掛けの猿のおもちゃを発見する。この猿は太鼓を叩くたびに周囲で不慮の事故死が相次ぐ呪いのアイテムだった。シッターや母親までもが命を落とし、猿が原因だと確信したハルは、おもちゃを破壊しようとするが、何度捨てても壊しても、必ず兄弟のもとへ戻ってくる。呪いの猿を井戸に葬り、平穏な日々が戻ったかと思われたが、25年後、伯母の不審死をきっかけに、封印されていたはずの猿が再び現れる。大人になったハルとビルは、猿の呪いから逃れるため、そして大切な人々を守るために、再びこの恐ろしいおもちゃと対峙することになる。
■ 感想
予告編で目にしたサルのおもちゃと背後に流れる陽気な音楽が、なぜか頭から離れず、その不気味な魅力を刷り込まれてしまったようです。ホラーは苦手なのですが、最近は少し鑑賞するようになり、耐性がついてきたこともあり、今回も思い切って劇場へ足を運んでみました。
当然ですが、本作にはしっかりとホラー要素が散りばめられています。人が大勢死に、グロテスクな描写も多々あり、まさにR15+指定の残酷描写が容赦なく繰り広げられます。それなのに、怖さよりもおもしろさの方が上回っているという不思議な感覚。シュールでブラックな笑いが随所に仕掛けられており、完全に悪趣味であることは否定できません。死に方のバリエーションも豊富で、「そんな死に方する!?」と予想の斜め上をいく見事な死にっぷりを披露してくれます。不謹慎ではありますが、その悪趣味さが妙にツボにハマり、何度も吹き出しそうになります。
ビルとハルの兄弟の確執、そしてハルと息子のピーティーとの親子の絆といった人間ドラマも描かれていますが、正直なところ、それらはあくまで物語の添え物といった印象です。この映画の真骨頂は、呪いのサルが太鼓を叩くことで誰かが死ぬ、その現象を利用する人間の心理を描いているように感じます。憎い相手に死が訪れるまで、無関係な人間が何人死のうが構うことなく、ひたすらサルのネジを巻き続ける……。その底知れぬ人間の闇に、ゾッとさせられます。ある意味、サルよりも人間の方がずっと恐ろしい存在として描かれている気がします。
それにしても、このサルはいったいどのようにして誕生したのでしょうか。その謎については本作では深く触れられておらず、疑問が残ります。もしかしたら、その起源を巡って続編が作られるのかもしれないと、ひそかに期待しています。陽気な恐怖と人間心理の暗部が絶妙に融合した、なかなか味のある一本です。
親子愛だった
9月後半は色々と観たい物が目白押しだか、
本日はこちらにした。
スティーブン・キングさん原作、テオ・ジェームズさんが主演なので、観たいと思った。
ただ、点数は低いし、かなりホラー要素もあるので、悩んだしだい。
ただ、上映館もそれほど多くないなか、
近隣の映画館で上映していたので
やっぱり観に行こうと思った。
30人程の入り。あまり若い子はいない。
1回目の上映だか、11:25スタート。
初めは子供頃の話が続いたが、子役の子が
なかなか良い。
同じ子が双子を演じているが、髪型と眼鏡で別人に見える。
現在16歳。5年後が楽しみ。
25年経ち、テオ・ジェームズさんが登場。
ちょっとカルチャーショック。
おじさんになってる(イケオジだけど)
自分の中ではダイバージェントのイメージが強い。
調べたら、もう41歳。それもちょっとびっくり。
内容はスプラッターに近いかも。
ヤバイ場面は下を向き観ないようにした。
いきなりの時は、下を向けず観てしまったが、ちょっとグロい。
親子愛や猿の話など、もうちょっと深堀りしてもよいかも。
基本静かなんだけど いきなり色々吹っ飛ぶのがめちゃくちゃ面白い。 ...
くっそグロいやんけ!
2025年劇場鑑賞253本目。
エンドロール後一言有り。
スティーブン・キング原作に騙されました。いや、スティーブン・キングの本グリーン・マイルしか読んだことないけど。こんなスプラッターホラーとは思わんやん!テリファーか!テリファーは散々煽られて観たからそうでもなかったけど、覚悟なしでこれ見せられたらきっついわ!
で、これ死ぬ人やそれを目撃した人が怖がってくれることでホラーってある程度こっちの感情が満たされるんだな、と発見できたのは良かったです。この映画、アホみたい人が死ぬんですが、死ぬ人自体は基本即死なので仕方ないにしても、それを目撃した人のリアクションが「oh...」くらいな感じで全然死に対して恐怖してないんですよね。ドリフのコントで爆発したら研ナオコが肉塊になって飛び散っていかりやが「だめだこりゃ」ってやってるみたいなグロいお笑いみたいになっちゃってて、怖いというより不快な感情が強かったです。
鑑賞動機:キング10割
ブラックユーモア溢れる惨劇シーンをもう少し全面に出しても良かったような。冒頭とかいいセンスしてるのに。
原作は「猿とシンバル」だったけど、太鼓になったのは動きが映えるから?
よくわからない人物が出てくるけど、あまり面白くする役に立っていないように思えた。犠牲者要員だとしても。
だから”Weapons”を早く日本で公開しようよ。
少しグロいけど、チープなホラー
何故R-18じゃないのか?は、観ればわかる。
うん!キングっぽい
この映画の1番の売りは
『皆さんご存知スティーブン・キング氏の
小説がまたまた映画になりました😃』
この一言につきる
読んだことなくてもキング小説の映画は知ってる
こんなひとは多いだろう
しかしよく映画になるなぁ
正直羨ましいです
今度の題材はお猿のおもちゃ
可愛い題材だねと思ってポスターをみると
怖い!チビリそうになるくらい怖い
お猿のおもちゃが写ってるだけなのに怖い
海外のおもちゃって何であんなに怖いんだろう?
子供の精神衛生によくないと思います
しかも呪いのおもちゃらしい
なんでも父の残したお猿のおもちゃのネジを巻くと
なんだか死人が出るようだ
それも誰が死ぬかわからない
私は思った…
海外は呪いのおもちゃも粗悪品なんだなぁ
さて映画の出来を評価しますと
ちょいとグロ表現がキツいがお話自体は面白い
そんな感じ
少年時代のトラウマ
大人になっても残る心のキズ
まともな関係を築けない父と息子
そして無駄に死んでいく人々
うん!すっごくキングっぽいです
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