「かなりブレちゃった印象」THE MONKEY ザ・モンキー カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
かなりブレちゃった印象
スティーブン・キング原作(なの?)、ジェームズ・ワン製作という事でまあまあ期待していた作品。
ゼンマイ式のサルのおもちゃが太鼓を叩くと誰かが凄惨な死を遂げる、というちょっとギャップ萌えで奇抜な面白設定に惹かれて鑑賞。
この悪魔のおもちゃを如何に稼働させないようにするかの奮闘と絶望のお話と思いきや、早々に諦め、正直言ってどうでもよい仲の悪い双子の兄弟や家族の話が混ざり始めて眠くなる。
後半は唯一の面白設定であるおもちゃを見せずともガンガン人が亡くなり(何処かで太鼓を叩いてるというということなんでしょうけど)、かつ有効範囲も曖昧に広がっていき、ただ人が死ぬ様子を見せるだけになっていくw
死に様も「ファイナルデスティネーション」を中途半端にしたようなものが多く、死に方もわかりづらくセリフで補足したりとガッカリの連続。
イライジャ・ウッドの近影が見られたのだけは良かった。
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