「嫌いじゃないんだけど」ルノワール あかしさんの映画レビュー(感想・評価)
嫌いじゃないんだけど
クリックして本文を読む
ふわっとした作品は嫌いではないので観に行ってみたいなと思いふらっと拝見。
淡々としているのにどこかずっと不穏で、個人的には不安な時間が長くてしんどかった。
共感できる、あの年代ならではの残酷さと無鉄砲さ……なんだけど、いつか痛い目を見てしまうかもしれない、どうか立ち直れないほど悲しいことが起こりませんようにとずっと祈っていた。
人のものを勝手に触ったり、引き出しを開けたり、話を聞かなかったり、そんな電話しちゃダメだよとか、そんな形で知り合った人に会っちゃダメだよとか、そんな時間にひとりで外出ないで、なんて……心配性が発動しまくり。
平成一桁ガチクソババァ(ネットミーム)なので、色々と信じられなかった。
見た当初は、うん、悪くなかったと思ったはずなのに、見てから2ヶ月経ってレビューを書こうと思ったらそんなことしか浮かびませんでした。
でも、ゆるやかに成長はしていて、色んな人の色んな境遇や気持ちを実際に見て、知って、この子はどんどん大人になるんだろうなと、そういう救いで終わった気がして、絶望の話というわけではなかったかな。
わたしの修行が足りてないだけなんでしょうね(笑)
コメントする