「ある意味もの凄くリアル」ルノワール TAICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味もの凄くリアル
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80年代の
小学5年生の女の子のお話
なんかずっと
微妙にイヤな気分で見てた。
テレビで超能力者を見て
超能力、催眠術を練習しだす主人公。
見てるこっちは
「そんなバカなことやってぇ」って
冷めてというか、否定的に見てるんだけど
その練習を一緒にやる友達。
大人も、一緒になってやる。
子どもの遊びに付き合う
って感じでなく、ちゃんとやる。
お母さんも
がんに効くと言われた
どう考えても怪しい食べ物を
大量に買ってくる。
お父さんと娘で
怪しい宗教団体みたいなのに
参加したり、
お父さんも
怪しいクスリを
100万で買おうとしたり。
誰も否定的に言う人がいないまま
どんどん物語は進んでく。
すごいモヤモヤが積もっていく。
イライラとは違うけど
嫌な気持ちがずっと続いてた。
最終的に
「なんてバカなことしてたんだろう」
って我に返るんなら
スッキリするんだけど、
ラストでも
超能力の練習してた。
嫌な気分で終える作品だった。
逆にむしろ、
なんも言えないのがリアル
なのかなぁと
見終わって結構たった今
思わなくもない。
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