「純粋さと危うさの共存」ルノワール さくらさんの映画レビュー(感想・評価)
純粋さと危うさの共存
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鑑賞後、これは小5の女の子ととある日常を切り取った話だと思った。小5は20歳の半分、つまり子供から大人に変わりろうとする始まりの時期だと思う。中高生よりも幼く、なんでも興味も持つが、善悪の判断がなく、良くも悪くも汚れがなく純粋。だからこそ主人公はあらゆることに興味を持つ。周りから知ればなんでそれに興味を持つかわからないことでさえ、彼女にとっては新鮮で面白く、未知が故に狂気的。そういう子供ながらの純粋さに焦点を当てているのかなと思った。
時々、まるで疲れ果てた大人のように冷めた、全てを見通すような目に見えたのは、母親のヒステリックさと、父の病気によって子供ながらに大人として振る舞うようになったからなのか、そういう日常を過ごす中で日々をフラットにとらえるようになったからなのかなと思った
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