「題にNoir、中身はBlanc」ルノワール uzさんの映画レビュー(感想・評価)
題にNoir、中身はBlanc
粗筋から『こちらあみ子』と『お引越し』を合わせたようなものを想像していた。
しかしフキは前者ほど変わり者でもなければ後者ほど大人に振り回されもせず、なんだか薄味。
そして圧倒的にワケが分からなかった。
劇場を間違えたかと思うような映像から始まり、序盤はカットを入れ替えても成り立ちそうなほど断片的。
目当ての河合優実や中島歩もほぼスポットの出演。
中盤からやっと筋のようなものが出来はじめるが、これはフキではなく父を主体としたもの。
フキの方は超能力とか伝言ダイヤルとか色々やるけど、終盤に出会う大学生とも結局何もナシ。
父の死にも特に感情が動いてるようにも見えず。
主人公が見知らぬ土地を一人で彷徨いあの世との狭間に迷い込むのは、まんま『お引越し』。
フキがあまり大きく感情を出さないのは、観客がフラットに受け取れるようにかな、とも思った。
でも、あの程度(しかも他人事)では何も感じない。
最後の最後でまた狼男だのクルーズ船だのぶっ込んでくるけど何がしたいの?
生命力に溢れたポスターに反し、常に暗くて単調だし。
深夜にトイレの鏡に映った父の顔や、喪服を見て立ち尽くすカットはとてもよかった。
キャンプファイヤーを『RYDEEN』で踊るのは笑う。
風景(特に空)なんかも綺麗に撮れてるが、肝心の中身に何も見出せませんでした。
コメントありがとうございます。
競馬好きとしては、監督あんまし競馬もとい馬に興味がないんだろうなーとは思いましたね。
時代背景的にオグリなんかピッタリなんですけど、今は銅像もあるので変に映すと矛盾が生まれるからですかね。
それはそれとして今作との相性は悪かったですね😅
こんばんは。
コメントありがとうございます♪
うん。お引越しとあみこでしたね。
どっちにも勝らなかった印象です-_-b
私は優実ちゃん、中島さん、リリーさん、坂東君が出てるのに、こんなはずはない!と、一生懸命に観ました。
だから少しでも良い所を探してレビュー書きましたが、、
uzさんのレビューも頂いたコメントも、はい共感です。
ライディーーーーンがシュール過ぎてww
共感コメントありがとうございます。中身のない映画は流してしまえばそれまでですが本作は妙な違和感?後味の悪さ?気持ち悪さ?が残ってしまい、やや、もたれました。
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