「どこか曖昧な掴みどころのなさが残る」ルノワール may 929さんの映画レビュー(感想・評価)
どこか曖昧な掴みどころのなさが残る
末期がんの父親と病気につけ込む怪しげな商法に引っかかってしまう母親。そんな家庭の子、フキは両親から目を離されがち。それぞれが抱える不安定さを、画面の中の登場人物同士は見えていない。何かが起こりそうで起こらないハラハラ感を観客は味わうが、伝えたいことはなんだったのかと問われると困る。わからない。
そういう曖昧さが好きな人には合う映画なんだろうなと思う。
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