劇場公開日 2025年4月18日

訪問、あるいは記憶、そして告白のレビュー・感想・評価

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4.5やさしい空気、家の匂い

2025年5月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

カニバイシュでオリヴェイラ初体験を経て、
続いて鑑賞。

これを機に、オリヴェイラ監督のことは何にも知らなかったけれど、大好きになり、他にもたくさん観たくなりました。

お屋敷の木花や庭や部屋の絵画や写真や家具が、
彼を断片的にあらわしている。

その人を知るには暮らしを見ればわかる、
という非常にベタな好奇心で観ておりました。

とにかく素敵!

豊かで恵まれた環境に生まれ育った
おっとりした、しなやかでユーモアに満ち溢れた人となりが伝わってきました。

愛ですよ、愛。
カニバイシュも愛の贈り物だったのです。

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青樹礼門

4.0ドキュメンタリーではない。

2025年5月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これドキュメンタリーではなく、普通にオリヴェイラ監督の作品ですよ。いつものこの演出だもの。「テキスト担当」がいるわけで。ご夫妻はわざわざ棒読みに近い形で読んでるっぽいし。
これがドキュメンタリーだったらこの監督の作品全部ドキュメンタリーってことになっちゃう。
監督のプライベートな内容であることは確かだけど、自伝と言い切るには断片でしかないような気もする。監督が「オリヴェイラ監督」を演じている面もある。
どんどんグルーブが出てきて、鑑賞者がいつの間にかどっぷり浸かってるのはいつも通り。
しかし奥さんにまで演出かますんだな(笑)

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胃袋

3.0オリヴェイラ版 建もの探訪とファミリーヒストリー

2025年4月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

記憶と記録、現実と虚構、霊性が行き来するドキュメンタリー。

オリヴェイラ監督が暮らした築40年の邸宅。
すでに他人の手に渡っているのに、調度類や思い出の品は美しいまま維持されている。ここで育まれた監督と家族の思い出が密やかに息づいている。
棕櫚の木が門番というのも洒落ている。

「夜顔」のイケメンバーテンダー(監督の孫)の幼少期、家族写真で確認出来ました。

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sugar bread