6時間後に君は死ぬのレビュー・感想・評価
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これ系は頭の中で色々ツッコミどころを探っていくのも楽しい。(設定も...
未來の死から逃れられるか。 ワーキングプア、レンタル彼女、若者も生きずらい今の状況は韓国も同じ。
未来を予知する男に「6時間後に殺される」と告げられた女性が、死の運命を変えるために男と共に犯人を追う。
キャッチーというか既にありがちともいえる未来の死を回避するために、美男美女ペアで挑む。
疑わしい容疑者と意外?な犯人、刻一刻と時間が迫る。
このサスペンスに加えて、「若年化するワーキングプア」「レンタル彼女」「デートクラブ」「警察の腐敗」などの問題を絡めて描く。
2時間ドラマのようでもあり、それなりに楽しめますが何かもの足りない。
そんな中で、生きるのに絶望しながらも「レンタル彼女」の存在に救われて、故郷に帰る青年のエピソードが良かったです。
韓国では「貧しい若者」が問題になっているんでしょうか。
まだ若いのに(こんな美人なのにと言う点は別にしても)未来に絶望して、いくつも兼業しないと、今日明日をも生きられないのでしょうか。
最後に、、、
粗が目立つが切り捨てられない不思議
原作となった小説は読了済みだが、だいぶ前なのでほとんど覚えていない。だから原作にどれほど忠実なのかの判断もできず。あぁそんな話だったなと少しずつ思い出しながらの鑑賞だった。
この話のキモは、6時間後に死ぬと予言された人間がその言葉をどうやって信じるようになるのかと、誰が犯人なのかの2点に思える。前者に関しては、その前に何回か失敗しているくせに、不思議な能力を信じさせるための努力が足りなすぎるだろ!と思う。いきなり前に立ちふさがって「6時間後に君は死ぬ」じゃねーだろ。ここらへんは物語としてのインパクト重視の展開だから仕方ないんだけど。
ただ、誰が犯人なのかについてはかなり不満が残る。ミスリードが下手すぎる。これは映画(映像)としての作り方の問題と感じた。(犯人が誰かなんてことも原作読んでいたのに覚えていなかったけど)原作の問題ではないと思う。中盤くらいで、あぁ犯人がこいつなんてことはないよなと不安に感じていた人間が犯人でとてもがっかりした。深層心理で犯人を覚えていたのかもしれないけど。
犯人の最後の扱われ方もよくわからない。なぜあの人が一人で犯人を車に乗せて去ったのか(しかもわざわさ別の車に乗り換えたように見えた)。逃がすため?殺すため?続編につなげる気か?なんて思ってしまう。
いろいろと粗が目立つが、駄作と切り捨てられないのが不思議。もちろん名作とは言えないが、それなりに楽しんだ自分もいたりする。高野和明という原作者への思いもあってあまりひどい印象にならなかった可能性はある。他人には勧められないけど。
グダグダの後付け
生活苦で荷物の仕分けとコンビニのアルバイトを掛け持ちしてた女性・ジョンユンは、生きるだけで精いっぱい、将来の事など考える余裕も無かった。彼女は30歳を迎える前日、横断歩道ですれ違った男に声をかけられ、6時間後に殺される、と言われた。そして、自分には予知能力があり、あなたが殺される光景を見た、と言った。ジョンユンは以前デートクラブの客からストーカー被害にあったこともあり、その男とともに犯人探しを始めた。一方、ジョンユンの知り合いの刑事は、最近起こった連続殺人を調べていて、死の予言をしたその男が連続殺人事件の犯人だと言い・・・さてどうなる、という話。
うーん、イマイチだった。
グズグズで緊迫感に欠け、犯人がわかっても、あっそう、という感じ。
連続殺人の動機が弱過ぎるし、どんでん返しといえばそうなんだけど、後付けっぽい。
確かに死を予知する男ジュヌ役のジェヒョンはイケメンだったが、笑顔も無くほとんど歩いてただけの感じ。ラストも胸にあんな鉄板入れてて格闘出来るか?とも思った。
また、死を予告されるジョンユン役のパク・ジュヒョンも美人系でもなく、可愛いとも思えず、冴えなかった。
面白くなかった。
ちょっと雑な感じがもったいない
本作は、日本でドラマ化されたこともある小説を韓国で映画化した作品らしいです。原作未読でドラマも未視聴ですが、おもしろそうな予告と韓国作品への期待感から、公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、アルバイトをしながら必死で生きているジョンユンが、30歳の誕生日を翌日に控えたある日、道ですれ違った男ジュヌから突然「6時間後に君は死ぬ」と声をかけられ、「自分には予知能力があり、君が殺される未来を見た」との言葉に動かされ、疑念を抱きながらも犯人探しを始めるが、かつてストーカー被害にあった時に知り合った刑事から「その男は最近起こっている連続殺人の犯人かもしれない」との情報が入る中、タイムリミットが刻一刻と迫るというもの。
原作の持ち味が生かされているのか、それとも映画用にアレンジされているのかわかりませんが、韓国映画らしい緊張感を伴いながら、最後まで犯人がわからず、疑心暗鬼なまま展開していく感じがいいです。情報が少しずつ集まる中で、怪しい人物が少しずつ増えていくのも悪くないです。
また、イケメンと美女を中心に置きながらも、この二人が恋に落ちなかったのもいいです。下手に恋愛要素を持ち込まず、サスペンスに全振りして話を進めてくれたおかげで、最後まで真犯人探しに集中できます。
ただ、全体的にはちょっと雑な感じがしたのはもったいないです。警察の腐敗、女性刑事の排除、班長の不適切行為、ストーカー、貧困、レンタル彼女など、さまざまな要素が一応つながってはいるのですが、なんか浅い感じを受けます。また、事件の背景に関わる部分が、ちょっとわかりにくかったです。今回の犯行が単なる猟奇殺人でないのなら、せめて犯人の動機ぐらいは納得させてほしかったです。総じて、人物の掘り下げが不足している印象を受けます。
というわけで、おもしろくないわけではないですが、手放しで絶賛するまでには至らない、そんな感じの作品でした。
キャストは、チョン・ジェヒョン、パク・ジュヒョン、クァク・シヤンら。
アイドルプロモーション映画だね
韓国映画で、設定が面白そうなので鑑賞。結論としては期待値には届いてなかった。
原作が日本の小説のためか、なんかひねりのないプロット。犯人も割と早い段階で分かってしまうし、動機も単純。
主役のアイドル男優ありきの作品という印象。劇場最前列で観てて終わって後ろを見たら客席ほぼ女性だったので、ああ、なるほどそう言う映画なのねと納得。
邦画なら星2から2.5ぐらいだけどセリフ回しが下手とかわからん外国映画なんで大甘でこの点数。
韓国版アイドル銀幕デビュー作品
評価は低いみたいだけど、個人的には結構楽しめた作品だった。
原作の日本の映画化とは知らず。
邦画版も見たくなった作品。
30歳となったジョンユン。
アルバイトを掛け持ちしながらもギリギリの生活を送っているという設定。
そんな彼女が街中で偶然ジュヌと出会い「6時間後に君は死ぬ」と突然告げられる展開。
まさにジェットコースタームービーの始まり!(笑)
初対面の二人がバディとなって行動する中、多くの謎が散見される感じは残念だった。
初対面なのに見つめ合うシーンが多いのは、二人の間に流れる特別な空気感を表現していたのかも。
殺されると知ってるのに何故、人がいない場所に行くの?
という疑問も残る(笑)
ハラハラドキドキする展開でありながら、少しツッコミどころもある所がこの作品の魅力なのかも(笑)
過去のヤバいアルバイトの話が出てくるのも、ジョンユンのキャラクターを掘り下げるための要素だったかと思いきや、意外な結末の伏線だったのは面白かった!
謎が多い中。最初から犯人を予想して決めつけながら観ていたので、意外性のある予想外の結末が楽しめたのは良かった!
2人がラブストーリーには発展しなかったのは少し残念。
2人の間に芽生えたのは恋愛感情とは違う、もっと強い絆のようなものだったのかもって感じ。
ラストの横断歩道のシーン。
青信号の長さはかなり気になりました( ´∀`)
韓国映画らしからぬグダグダ感
ヘビーバースデー
「6時間後に君は死ぬ」と告げられた女と告げた男が、犯人を探して食い止めようとする話。
毎日自分に自動送信メールしたり、自分の境遇を誰かのせいにしている感じだったりと、どうも胡散臭い主人公が、横断歩道で道を塞いで来た男に予知した未来を告げられて始まっていく。
わざわざ言い返さなければ気がすまないのはK国人らしくはあるけれど、再会しての会話はSNSのアカウント偽装とかストーキングとか疑いませんかね?とムリがある。
ホントに着替えれば良かったのに…というか時計つけてる腕変えるだけでも良いのにw
そんな中で8時間後にという事件を警察が追う流れが加わって、サスペンスとしては悪く無かったけれど…。
終盤急に察しが良くなったり、唐突に掌返ししたりからの、結局はちょっとだけ変則の後出しじゃんけんだし、ラストのご都合主義の言い訳みたいな補完会話もだるいしだけだし。
まあそもそも、シリアスな犯罪サスペンスにオカルトは説得力ないか。
韓国の警察官が国家公務員だというのは勉強になったw
アイドル映画っぽい。
何を信じるか?
しっかり面白い
オープニングで「松竹(だっけ?)がお金出してるんだ〜」と思ったら、日本よ小説が原作なのか… しかし残念ながら未読。
そして本作は韓国映画らしく、しっかり面白い。
冒頭からキャッチーなシーンをまずやって、主人公の置かれた状況を丁寧にかつ簡潔に伝えてくれて、まぁ手際が良いこと…
そして物語が進むにつれて、やはりこれも生き辛さの物語であったか、と。
どう見ても刑事側が怪しいのを割りと早くに明かしちゃうのと、その背景側の説明がちょっと分かり辛かったのはもうちょっとどうにかならないかとは思うが、まぁ充分に楽しめる。
主人公男性はアイドル(?)グループの方らしくカードを配られたが残念ながら存じ上げず。
女性の方のパク・ジュヒョンさんは吉田羊を若くした感じで好印象。
後味良く終わったのも良かったね。
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