解放のレビュー・感想・評価
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「2回目です。イベント上映」
今年101本目。
本編後芋井悠さんの朗読とトークショー。朗読の言葉。目の前の世界は美しい。太陽の映像も、晴れ、雨の日こそ外出るのが楽しい。
芋井悠さんと日本画家の方のトークショー。
絵を普段描かない人は一筆目が希望から始まるが画家はこれは違うんじゃないか、一筆目が絶望からはじまる。今作の最初の絵が絶望から始まっている、そこ分かってからもう一度見るとまた違った見方面白い。
追記
4月20日 2回目。
ダンスと絵の融合が凄い。
映画後芋井悠さんと少しお話しできました。
昨日と今日で2回目ですと申したら喜んでくれました。嬉しかったです。
懐抱と宿福
短編、モノクロ、台詞なし、そしてパフォーマンスと合わせて完成…粗筋を読んでもアート系の香り。
迷った末に、芋生悠の登壇に押されて観賞。
結果としては、やっぱり難しかったです。笑
小川未祐の存在や解放のきっかけが、深層心理のような内的なものか、大自然のような外的なものかも曖昧。
(恐らく前者なんだろうけど)
冒頭で刷毛を走らせる音が画とズレてる気がしたり、手を洗う音が複数の小石を擦り合わせたものに聞こえたり。
音響にはかなり拘ってそうに見えたし、気のせいなのか狙いがあるのか…
最後はでっかいキャンバスに、(それまで黒だったのが)白を塗り始める。
これはなんとなく分かる気がするのに、その後に、岩。
エンドロールが流れるまでにも間があるし、ポスターにも写ってるから重要なモチーフなのだろうか。
終映後のパフォーマンスは芋生悠による朗読。
これに価値がないとは言わないけど、ダンスか何かだと思ってたので生である意味が薄く感じた。
髪が短くなってたこともあり、劇中と同一存在でいいのかも迷ってしまう。
舞台挨拶は、ゲストが小沢まゆだったこともあってか半分くらい復興支援活動について。
芋生悠の芝居は好きだけど、監督としては保留かな。
劇音楽を小川未祐が、サウンドデザインを演者の2人がやってるのは素直に凄いと思う。
逆振り
閉塞感のある絵を描く女性が、渓流でとある人物に出会い変わっていく話。
全編モノクロで音声や音楽はあるけれどセリフなし。
登場人物2人…というか、1人と想像上の人物かな。
現実世界への影響の描写はないし、自分には解放と言いつつ、寧ろその逆方向の自分の世界の深いところに嵌まり込んで行っている様に感じた。
そして上映後にそのまま芋生悠による約15分の朗読劇に突入し、これは本編の続きかパラレルか?それ共関係ないのか?
…解放と祝福ということで、関係はあったけれど、やっぱり逆だよなと感じた。
それにしても少し前あたりから、自身の出ていない作品のトークショーなんかでも語っている姿をみかけたりして、なんとなく感じるものはあったけれど、芋生悠はそっち側に向かうのか〜………という感想。
食器世で手を洗っているのはなんか良かった。
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