「フランス映画らしい」秋が来るとき aliasさんの映画レビュー(感想・評価)
フランス映画らしい
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フランス映画を観ていつも思うのは、役者の皆さん演技がとても自然であること、ストーリーが淡々としていてメリハリが少ないこと、また終わらせ方もハッキリしないというか余韻を残す終わり方が多いことです。
本作もそれに漏れず、とても自然な感じで観ていて心地よいのですが、あまりにも淡々とし過ぎだと感じました。人が死んでいて、警察が事件性を疑っているにも関わらず、皆さんとても冷静で、なおかつ葛藤する様子があまり描かれていないのが不自然で残念でした(あえて描いていないのかも知れませんが…)。あと、ルカがヴァンサンを庇ったシーンも、子供にそれを背負わせるのはどうなのかと、ちょっとそのシーンの真意が分からなかったです。
という訳で、フランス映画らしく静かで穏やかな雰囲気だったのですが、それがかえって不自然に思われる作品でした。
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