「ヘソ天ワンワンコ」犬の裁判 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ヘソ天ワンワンコ
負け筋裁判ばかりを担当している弁護士が、人を噛み1万フランと罰金と殺処分を言い渡された犬の弁護をする法廷劇。
法律上犬は物として扱われるという判事に物申し、それが通って被告が犬の裁判に突入し巻き起こっていく。
緊張からか興奮からか、裁判で落ち着いて喋るのが苦手な弁護士が。ちょっと感情的になりながら、悪人を無罪にして政治家進出を目論んでいる弁護士と対峙していくけれど、あれ?今回噛んだのは一人だけ?
飼い主も犬も前歴を2件ずつ持っているということで、今回は飼い主宅のキッチンで起きたことってことですね。
基本的にはコミカルでどこまでが実話ベースなんでしょ?という感じに、異様に話しがデカくなっちゃったり、アホクサくて笑えるところもあるけれど、人か物かという2択でいうならば、実は結構話しが色々と矛盾が生じますよね…。
ということで、判決についてはまあまあまあという感じだけれど、コメディとしての愉しさをみせつつも、人間の醜さやエゴを孕ませた物語で、なかなか面白かった。
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