「泣ける推し活映画」君がトクベツ ぷりんもちさんの映画レビュー(感想・評価)
泣ける推し活映画
推しがいる人にはぜひ観てほしい一作です。
推している側の気持ちが丁寧に描かれており、共感できる場面が多くあります。「自分の想いや応援は、本当に推しに届いているのだろうか」「自分ひとりの応援なんて、数多いるファンの中で無力なんじゃないか」——そんな不安を抱いたことのある人はこの作品を通して“ひとりひとりの応援が確かに、彼らの力になっている”と実感できるはずです。推し活へのモチベーションがより高まる作品だと感じました。
また、“国民的スーパーアイドル”という主人公を、現実でもファン想いで知られるなにわ男子の大橋和也くんが演じていることに強い納得感がありました。彼の存在が作品全体にリアリティを与えているように思います。
畑芽育さんは表情や仕草を丁寧に再現しており、原作ファンも楽しめる仕上がりです。演じる“さほ子”の推しへの想いには共感できる部分が多く、彼女の感情の揺れ動きにも引き込まれ、最後まで飽きることなく観ることができました。
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