「恋愛モノと思って見始めたけれど……」君がトクベツ joさんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛モノと思って見始めたけれど……
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原作未読で劇場予告編を見て、鑑賞を決めました。で、一通り見て、「あー。これは、恋愛モノというよりか、どちらかというと、ファンから見た『あの5人組』のもう一つの(理想の)結末を、高らかに描いた物語の方がメインの物語だな」と私は思っちゃいました。
両親が有名歌手の某辞め◯◯◯を想起させるロックバンドが出てきたのにも微笑しちゃいましたが、とくに、大型ビジョンをファンがジャックするシーンとか、10年ほど前に某ファンが行った一面広告を想起させるシーンだなぁ、と。「あんな終わり方」じゃなく、「こんな続き方」だったら、「あの5人組」のファンは幸せだったろうな、と。そんなことを勝手に思いながら、見ていました。
なので、この映画は、その筋のファンの人にとって、自分の思いを高らかに叫べるような、この世に存在する数少ないオアシスのような作品なんじゃないかな、と。とくに、主演の畑芽育さんが「ガンバレー」っていうシーンとか、大きな共感と賞賛をもって受け入れられる作品なんだろうな、と。余計なお世話なんでしょうけど、そんなことを思いながら見てました。
そして、このご時世にこの原作をいわば大々的な形で映画化しようと思った製作陣の勇気に、救われた(ている)人は少なくないんだろうと。私は勝手ながら想像しました。
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