「いいところと悪いところ。」ジュラシック・ワールド 復活の大地 ひろさんの映画レビュー(感想・評価)
いいところと悪いところ。
ハリウッド映画のいいところと悪いところが現れてる映画だなと思いました。
いいところはまず、面白い。
スケールが大きい。
良くも悪くも、きっちり「こうなるだろうな」がこうなる展開。
そして、全体的にツッコミどころが満載。
いくつか感じたところ。
まず、初めにセキリュティシステムが再起動になって、わ〜わ〜するところ。
紙切れ1枚であんな崩壊するシステムてなんなの?
せめて、二重扉にするとか、武器や防具が用意されてるとか素人でも考えつく防御策がない施設ってどうなの?
一般的な動物園だってもっとしっかりしてるわ。
物語の始まりにトラブルが必要だったからって、あれはひどい……。
それと、草食動物である巨大な恐竜に近づくところ。
いくら草食とはいえ、あれだけ巨大なんだから安易に近づいたら危ないですよ。
象だって馬だって死亡事故はあるんだから。
ましてや、あんだけ長いしっぽ。
ちょっとひゅんって振られたら鞭打ちどころの騒ぎじゃない。
博士、感動してる場合じゃない。
それと、これは内容とは関係ないんだけど、字幕版で鑑賞したからか、登場人物を名前で呼んだり、あだ名で呼んだり、名字で呼ぶときと下の名前で呼ぶときがあるなど、呼称を変えるのやめてほしい。
かなり終盤まで誰のこと呼んでるのか混乱してた。
さらにいくら自家発電だとしても、しゃべる恐竜のポップ?とか、冷蔵庫内の蛍光灯は切れてるのでは?
17 年前から放置されてた設定ですよね。
LEDでもなかったと思うんだけど、つくのか?
そして1番大きなところでは、メインの恐竜、エイリアンじゃん。
「恐竜見せてるだけじゃあきられる」みたいなこと言ってたけど、それは映画を指す自虐なのかな?
いや、観客が見たいのはエイリアンじゃなくて恐竜だと思うけどなぁ。
死んだと思ってたら生きてた!メインキャストだもん、次作も出るよね!
とか
やっぱり子どもは死なないよね!
とか
ちっこい恐竜はなんの活躍もしないけど、グッズ化しやすいから出したいよね!
とか
いろいろ感じることはあるけれど、けっきょくは楽しいのですべてよしと思える。
次作があるなら、また見に行くと思います。
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