「楽しめる! ちゃんとしたエンターテイメント。」ジュラシック・ワールド 復活の大地 ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しめる! ちゃんとしたエンターテイメント。
恐竜好きな方は「イマイチ」な様だ。
特に恐竜に思い入れが無い私は気にならなかった。
冒頭の17年前の研究所のパニックシーンでテンションが上がった。その後の展開の良し悪しは「人それぞれ」だろうなぁーと正直思います。シリーズ大ファンのスカヨハが「喰われる役で良いので出演したい」と言ってたらしく夢が叶った。女性が初主人公になったシリーズ7本目で、ここからまた作るのだろう。
冒頭のお菓子の袋(ゴミクズ)1枚で、惨劇になるのが、この映画全体の世界観のチープさを表しているのかな。
恐竜の怖さと、恐竜を改良する人類の危険性が今回も出ている。そういえば最初の『ジュラシック・パーク』も琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の血液を採取し、DNAから恐竜のクローンを作る為に別の爬虫類のDNAを組み入れたりしていた。
過去作と、どうしても比べてしまうが1本のアクション映画として面白い。
ネタバレ↓
陸・海・空の巨大恐竜のDNAを確保することになる。
モササウルス(海)、ティタノサウルス(陸)、ケツァルコアトルス(空、と言うか絶壁)なのだが、1回戦目の洋上のモササウルスは中々の見どころでモササウルスと目が合うシーンは良かったのだが、2回戦目のティタノサウルスは休憩タイムの様にほのぼのさせる。 仕方ないが "子供向け" な感じがややある(恐竜好きの方々には感動的なシーンなのかも知れません。)その分同時進行の4人家族のハラハラ行動を混ぜるのだが。
コンビニで♪「スタンド・バイ・ミー」は不要。あんなに大音量で!
イザベラが執着する小さな恐竜シーンもいらなかったかなぁ。伏線回収が無かったので。
最後にダンカンが囮になってDレックスに追われる時、Tレックスが邪魔するかなぁ、それだと過去作の二番煎じかなぁ、どうなるかなぁ?と考えながら観てたが、潜って助かったのかな。
公開初日 子供たちが映画館にいっぱい。恐竜の二本指手袋を付けた男の子が列に並んでいた。今作が目当てだろうが、ちびっ子たちは親と一緒に「日本語吹き替え版」に行ったらしく「字幕版」は大人達だけ。
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