「最後まで楽しみました。」コンパニオン なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで楽しみました。
娯楽映画の醍醐味を満ちた快作。
期待していなかったが、
人の心以上に純粋なハートのロボットに、
人間は知能どころか心さえもロボットに負けてしまう
近未来をみる。
人間は都合よく、自己美化し自分を優位に立たせ自分だけを救いたがるから、
ロボットからの喝!のようなテーマ。
エロボット、といいつつエロシーンを直接描かないのも、
皮肉が効いている。
ロマンスも快楽もロボットに頼らなければそれすら味わえない、みすぼらしい人間たちを嘲笑う。
有名俳優が居なくても演者はクセや味わいもあり、脚本もオモシロく、ニュー・ライン・シネマにはこれからもこういう娯楽映画の製作を期待したい。
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