「下品な富豪だらけのクルーズ船とか地獄」第10客室の女 いくらさんの映画レビュー(感想・評価)
下品な富豪だらけのクルーズ船とか地獄
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キーラ ナイトレイ演じるローラ(旅行ジャーナリスト)が、チャリティークルーズの富豪の船に乗り込みオーナー夫妻の遺産狙いの殺人からゴタゴタに巻き込まれてしまうストーリー。
初日の夜ローラは悪夢を見て物音で夜中に起き窓に目をやると、女性がフェンスから下へ落ちるのを目撃したあたりから展開はシリアスになっていきます。
まぁ仮に目撃しなかったとしても勘の良いローラはアンネがすり替わっていることにすぐ気がつくと思うんですが。
むしろそっちの方が面白かったかも?
妻の財産相続狙いのオーナー(ガイ ピアース)。
招待客には知人達もいて、ジャーナリストとカメラマンまで乗せた船内で妻を海に落として取っ替えて全て上手く行くと思ったのかな…。
目撃してしまったローラを殺す以外の方法しかオーナーやそのグルは考えておらず、方法も雑すぎてなーんにも考えてないおマヌケっぷりでした。
バーの客に丸見えのプールに突き落としたり、スタッフがたくさんいる引き上げ中の船内の廊下でローラを襲ったり…殺す気ある?笑
それにラストの会場にしれっとローラがテーブルにいたんだけど、どうやってオーナー含む首謀者にバレずに入場できた…?
あと、最後のライフルぶっ放したカッコいい秘書はいつも夫妻を見てきたと思うんだけど、妻のすり替えに気付かなかったのかな?それともオーナーに丸め込まれてしまっていた?
ただ最後まで各シーンは美しく下品なセリフや描写はほぼないので、オシャレかつ進展のテンポの良さは一緒に観る人を選ばない映画です。
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