第10客室の女

配信開始日:2025年10月10日

解説・あらすじ

イギリスの作家ルース・ウェアの同名ミステリー小説を、キーラ・ナイトレイ主演で映画化したサスペンススリラー。

トラウマを抱えるジャーナリストのローラは取材のため、大富豪リチャードがチャリティとして企画した豪華ヨットの旅に参加する。真夜中に目を覚ましたローラは、隣の第10客室の女性が海へ投げ出されるところを目撃する。ローラの通報により船内は騒然とするが、乗務員によると第10客室には誰も滞在していないという。乗客も全員そろっていることから、転落はローラの見間違いだと判断され、捜索は打ち切られてしまう。誰にも信じてもらえないなか、自身の命を危険にさらしながらも真実を追い求めるローラだったが……。

大富豪リチャードをガイ・ピアースが演じ、「名もなき塀の中の王」のデビッド・アヤラ、「彼女たちの革命前夜」のググ・バサ=ロー、「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のカヤ・スコデラーリオ、「フレンチアルプスで起きたこと」のリーサ・ローベン・コングスリが共演。「時の面影」のサイモン・ストーン監督がメガホンをとった。Netflixで2025年10月10日から配信。

2025年製作/95分/アメリカ
原題または英題:The Woman in Cabin 10
配信:Netflix
配信開始日:2025年10月10日

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Netflix映画「第10客室の女」10月10日(金)独占配信

映画レビュー

3.0 目撃者が錯綜してると思わせる、密室事件の定石版

2025年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

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はっちっち

1.0 おもしろくない。救いは90分で終わること。

2025年11月7日
PCから投稿
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orangepunch

3.0 クリスティ風味のミステリー

2025年10月30日
PCから投稿

目撃者は自分だけ、のバルカン特急スタイルのミステリーだがオリエント急行やナイル川を思わせるクリスティ風味もあった。

『ウェアの犯罪小説における文体は、しばしばアガサクリスティのそれと比較される。ウェア自身、自身の作風のいくつかの側面はクリスティから直接影響を受けていると述べている。ウェアの主人公は通常、犯罪に巻き込まれ危険な状況に陥った普通の女性である。ウェアの最初の2作は、集団が閉じ込められたり、危険な環境から即座に脱出できない状況下での殺人ミステリーを題材としている。クリスティは『オリエント急行殺人事件』などの作品でこのプロット手法を駆使したことで有名である。』
(原作者Ruth Wareのwikipediaより)

The Girl on the TrainやThe Woman in the Windowなども引き合いにされており総じて人物像や出来事や展開に既視感のあるミステリーだった。出来はそれほど悪くなかった、とはいえ精彩を欠き見て直ぐにスルッと忘れる感じは否めなかった。
imdb6.0、RottenTomatoes27%と33%。

雑感だが、スリラー、ミステリー、サスペンス、冬の時代だと思う。理屈はともかく今はホラーの時代なわけである。だからホラーに一歩準じるスリラーやミステリーやサスペンスの印象が薄くなる。さいきん見たスリラー、ミステリー、サスペンス系で印象的だったのはなんだろうと思い出してみたとき鑑定士と顔のない依頼人あたりまで遡らなきゃならなくなる。時節柄ホラーならそこそこの出来でも突出できるのに、スリラーミステリーサスペンスと言ったら途端にレベルが高くなければ記憶に残らなくなってしまっている。
たとえばTi WestのX、パール、MaXXXineは悪くなかった。ただ振り返って冷静に考えてみるとホラー時流にうまく乗ったなという感じはある。じぶんも批評家たちもXパールMaXXXineを過大評価している。M3ganだってともすればチャッキーになるところをブラムハウスの最高益を稼ぐシリーズに昇格した。やはり時流がホラーに味方している。そしてこの時流を創ったのはアスターとデヴィッドロバートミッチェルのイットフォローズであり、ピールのゲットアウトからはコンペティション的過熱状態になった、と認識している。
本作だって映画として必ずしもひどいわけじゃないのに批評を著しく落としているのはミステリーだからであり、スクリプトをちょっといじってホラーにすればIMDBは7を超えトマトはRottenにならなくて済んだ・・・なんてことを漠然と思った。
また、ここのナイトレイに華は感じなかった。むしろ端役扱いだったスコデラリオと交代でもよかった気がした。

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津次郎

2.5 “目撃”と“否定”が交錯するミステリー構造 「信じてもらえない」と...

2025年10月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

“目撃”と“否定”が交錯するミステリー構造
「信じてもらえない」という恐怖が全編に漂い、「誰が嘘をついているのか?」を探りながら観る緊張感が続く。
ただ、前提の説明が少なくて状況が掴みにくく、序盤から“?”が続く展開に思わず真剣に観すぎて疲れてしまった。

雰囲気やサスペンスのトーンは良いけれど、もう少し物語の導線が整理されていたら、より深く入り込めたかもしれない。と感じた。

2回目が楽しめる作品

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ホンマサ