「セレブスターの自分探しなんて、贅沢な悩みだろ…と思ってたら…」ジェイ・ケリー クールさんの映画レビュー(感想・評価)
セレブスターの自分探しなんて、贅沢な悩みだろ…と思ってたら…
クリックして本文を読む
よくできた作劇で、フィクションとわかっていながら、「ハリウッドスターのジョージ・クルーニー」自身が重ね合わさっていくので面白い面白い。クルーニー自身は映画評論家の息子で歌手ローズマリー・クルーニーの甥っ子。彼の奥さん役はU2ボノの娘。娘役のライリー・キーオはエルヴィス・プレスリーの孫。おじいちゃんステイシー・キーチは芸能一家。そしてスタッフのローラ・ダーンはブルース・ダーンとダイアン・ラッドの娘。著名人の家に育った天然物のセレブ達が織りなすアンサンブルは、設定だけで大笑いなのであった。
そして、ラストの回顧映像。クルーニーの出演作で純然たるアクション映画は「ピースメーカー」だけだったか、妙に抜きが多い。「バットマン」や「フロム・ダスク」あたりも引用してくれたらもっと楽しかったのに。
ノア・バームバック今回も圧勝。
コメントする
