「鳥がお母さんにかけた言葉が温かい」終わりの鳥 SING SINGさんの映画レビュー(感想・評価)
鳥がお母さんにかけた言葉が温かい
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死を告げる鳥と聞いておどろおどろしいものを想像していましたが、重すぎず意外と明るいファンタジー映画のようでした。
死を告げる使命に苦しむ鳥は、人間臭くてなんだか憎めません。途中、娘を助けるためにそのお母さんから攻撃を受けたのに、最後はお母さんを気にかけて使命とは関係なく様子を見にきます。生きる意味を失っていたお母さんにかけた言葉が温かくて沁みました。
来世は残された者の心の中にあって、そこで生き続けている。残された者がどう生きるかが大切。そんな意味のメッセージだったと思います。
お母さんがまた生きる意味を取り戻す、素敵なエンディングだったと思います。
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