「晴れやかな気持ちになれる」6人ぼっち bionさんの映画レビュー(感想・評価)
晴れやかな気持ちになれる
学校生活に何らかの疎外感を感じたことのある人間であれば、かなり共感できる。そういう自分もボッチではなかったが、友達とケンカをしたりして、ボッチ化しそうになったこともある。
ボッチグループに、芸能事務所に所属していて世間的にはイケてる女の子を配置しているのがうまい。
修学旅行に突然参加してきた不登校の生徒をダメ押しの6人目として押し込んでしまう担任。この担任をかが屋の賀屋が演じているんだけど、いるんだよねこういう先生。面倒なことを要領よく生徒に押し付けてしまう人。賀屋はコント職人だけあって、あるある感たっぷりで笑ってしまう。
自主解散になりそうな雰囲気から、次第に打ち解けていく感じになるのは、王道の展開。その次にくる大きなハプニングでは、文部科学省推薦?を逸脱してしまうかとヤキモキする。
お説教くさくもなく、こんなことあってもよくない。晴れやかな気持ちになれる作品でございます。
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