「原題「In the Land of Saints and Sinners」のままの方が良いかと」プロフェッショナル hiroishiさんの映画レビュー(感想・評価)
原題「In the Land of Saints and Sinners」のままの方が良いかと
同日公開の「アマチュア」とどちらにしようかなと少し悩み、まずはプロの仕事を観ようと、本日は「プロフェッショナル」に行きました。
アイルランドの豊かで壮大な風景を舞台に、穏やかで優しき魅力ある村の人々、行き交う1970年代のデザインカーと、物語よりそっちが目に行ってしまう中、ストーリーはマーフィー(リーアム・ニーソン)の静かで強くて優しき男っぷりが高倉 健氏に重なり、「北海道のとある僻地で刺客をやっている男が、引退したけど、町に逃げ込んできた日本赤軍のグループに巻き込まれ、居酒屋で銃撃戦してやっつけた。」と昔の邦画に置き換えできてしまう内容で、現代の「プロフェッショナル」というタイトルからイメージする尖ったアクションや仕掛けは少なく、町中でのいざこざ止まりでスケール感が広がらなかった印象です。
「In the Land of Saints and Sinners」(聖者と罪人の地にて(小生の勝手訳))という原題の方が納得して観られたと思います。ラストに教会が出てきますが、プロテスタント系かカトリック系かわかる方なら物語の深み、感じ方が変わるのかもしれません。(私はわからずです)
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