「何かが足りない」ぶぶ漬けどうどす Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
何かが足りない
脚本家のファンなので初日に鑑賞。彼のテイストを知っている人にとっては、クスッとできるところが散りばめられていて楽しめるとは思うのだが。初見の観客たちに受け入れられるか?というと難しいかも、という印象を受けた。
主人公は京都老舗の息子と結婚した訳だが、その息子のキャラが立っておらず、魅力に欠ける。それゆえという訳ではないが、主人公が京都の老舗に没入していく過程がピンとこない。
コミックエッセイとして見聞したものを伝えていく(茶化していく)あたりは可笑しかったのだけど、それ以上の何かがあるかといえば、そうでもない。
本音と建前、窮屈やなぁという思いだけが残ったように思う。
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