皇帝の宝石 ブルガリ ホテル ローマのメイキング映像
2024年製作/62分/イタリア
原題または英題:An Emperor's Jewel: The Making of the Bulgari Hotel Roma
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンドレア・ロベッタ
- 脚本
- アンドレア・ロベッタ
- 撮影
- バレリオ・マルトレッリ
- アントニオ・デ・ローザ
- 編集
- アンドレア・ロベッタ
- アレッサンドロ・スマレッリ
- 音楽
- バレリオ・ビリャール
- ロベルト・プロカッチーニ
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2024年製作/62分/イタリア
原題または英題:An Emperor's Jewel: The Making of the Bulgari Hotel Roma
文化、伝統、芸術、過去へのリスペクト、過去と現代の融合、ジュエリーを意識する、そして人間の手による気が遠くなるほど手間と時間がかかる作業がミラノのホテル設計者を核にイタリアの北部、中部で繰り広げられる。それぞれの小さな工房の人達の地道でありながら自信のある美意識を見せられると、「どうやって修得したのか、できるのか?」の疑問にいつもたどり着く。
ホテルのテラスの植栽を委託されたのは花市場で有名な町Pistoia(トスカーナ州)。ローマの植物層を調査しそれに合わせた植生を作り上げるプランにたどり着いた。そしてホテルなど建設する際、建設費用の2%は芸術に関わるものにしなければならないという法律の存在。この二つには特に感動した。
特定の場所を除くと、日本の街並みは醜悪だと思う。ありとあらゆる色、ありとあらゆるフォント、ありとあらゆる素材、ありとあらゆる大きさと形の看板を見ると気分が悪くなる。だから町を歩く時は、そういう物が少ない通りを選ぶし、あっても見ないようにして歩く。なんだか悲しい。