「主張したい事が絞れてない。繋がりが曖昧でダイジェスト版のよう。」ボゴタ 彷徨いの地 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)
主張したい事が絞れてない。繋がりが曖昧でダイジェスト版のよう。
肝心の成り上がる過程が描かれておらず。脚本に問題があるのだろう、面白そうなシーンを撮影して、繋がりを無視した、犯罪組織映画のダイジェストのよう。成り上がり系エンタメとしては見どころに欠ける。
成り上がる過程を省いたその割に、後半に何を語りたいかがよくわからない展開で、ただの裏切りの連続を描いて終わるのは、先が読めてしまい、ありきたりでつまらなく感じる。
ソン君が主演である事、脇のメンバーが上手い人を集めているのに、勿体無い。
時代背景がテキトーで、コロンビアに韓国人が多いというのが、かえってフィクションであることが分かりにくいものにしていて、その点はよくないとは思う。
ただ、酷評するほどのものではなく、これよりつまらないものはいくらでもあると思う。
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