「予想通り悲惨な話」ニッケル・ボーイズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
予想通り悲惨な話
クリックして本文を読む
例によってアメリカの黒歴史、非道な黒人差別を描いた一連の映画の類だろうと思ったがアカデミー賞にノミネートされたので、どんなものかと鑑賞、しかしながら予想通り悲惨な話で観ていて辛いだけ。
そもそも学校に向かう途中だった生真面目なエルウッドが車の盗難の共犯になるのは理解不能、恐らく調べもせずに黒人と言うことで決めつけたのだろう、おまけに祖母が弁護士を雇おうと苦労して貯めたお金を弁護士が持ち逃げとは最早、法も正義も皆無でしょう。
実在したフロリダ の黒人の多くの若者を虐待した悪名高いドジャー少年院をモデルにした少年院ニッケル・アカデミー描くためのシチュエーションだったとしても酷すぎます。
いかにもドキュメンタリー風に話が進みますが日本人の私にはリアリティが感じられずアメリカの白人の非道さを訴えたいだけのコンセプトにしか映りませんでした、こんなテーマで2時間越えは地獄の様な映画でした。
一人称視点や照明をケチった16mm風撮影など芸術性らしきものは感じさせますがアカデミー賞レベルとは思えません、邪推かも知れませんが、これほど強烈な人種差別を取り上げているとリベラルを真骨頂と謳うアカデミーは無視するわけにいかなかったのでしょう。
コメントする