ナイトフラワーのレビュー・感想・評価
全457件中、1~20件目を表示
じゃあ、どうすればよかったんだろう。
どうすればよかったんだろう。
鑑賞後にその問いがひたすら浮かび、どうしたら夏希一家は救われたのか、多摩恵が幸せになれたのかを考えてしまう。
けれど答えが出ない。それがこの作品を通して伝えたい社会へのメッセージだと思った。
2023年の調査で、OECD加盟国の平均的なひとり親世帯の貧困率は 約31.9%。それに対して日本の44.5%はかなり上という結果がでた。先進国でありながら、母子家庭での貧困は世界基準で見ても高い。
夏希のような家庭は、珍しくないということだ。
働いても働いてもお金が追いついていかない状況は正しい判断ができず、精神も不安定になっていくだろう。そんな時に薬の売人という方法でお金を稼ぎ、子供達を育てることが出来るなら、その道を選んでしまう夏希の気持ちもわからなくはない。
「ミッドナイトスワン」も日陰で懸命に生きる主人公が、小さな希望を見つけてささやかな幸せな日々を過ごす姿が印象的だった。今回の彼女たちも、踏み躙られ、底辺を這うような日々でも"生きていてよかった"と思えるように、最後まで諦めず、もがき、足掻く姿の生命力が切ないけれ美しい作品だった。
内田監督の、セリフに頼らず表情で登場人物の心情を語らせる手法が素晴らしくて、それを見事に演じた北川景子と森田望智の演技力はすごかった。
特に森田望智はこの役のために7キロ太り肉体改造をしたという。今までに無い役だったが、話し方から仕草、表情ひとつとっても完全に多摩恵というキャラクターに憑依していた。素晴らしかった。
決して楽しい作品ではなく、観た後くらってしまう人も多い作品ではあるけれど、最初から最後まで無駄がなく、没入して観ることができる素晴らしい作品だった。
私のラストの解釈は、昼に咲いた月下美人が答えだと思っている。
夜(日陰)に咲く(生きる)花(人たち)の儚くも美しい瞬間
日陰に生きる人たちの姿を、
これほどまでに光をもって美しく、儚く描ける監督は、
内田英治監督の他にはいないのではないでしょうか。
陰と陽の描き方が絶妙で、陽の部分を描くことで、陰の部分の儚さや残酷さがさらに静かに沁みて際立つ。
それぞれの役者も良かった。
特にミュージシャンである
渋谷くんも、佐久間くんも
出番こそ多くないけど
ちゃんと余白のある演技で良かった。
久しぶりにスクリーンで見た
田中麗奈ちゃんの正気のない絶望と狂気感も物語を面白くしていたと思う。
主演のお2人も素晴らしかったですね。
北川景子ちゃんは、いつもの毛色とは、全く違う役を、母になったからこそ分かる熱演で演じ切り、子どもを守るという母性の強さと葛藤を見事に演じてました。
森田さんは、あんまり知らなかったけど、とてもハマり役でしたね。女性としての色を残しつつ、強くてかっこいい格闘家を見事に演じてました。これからがもっとみたくなる女優さんです。
そして、子どもたち上手い!!
そして、ココロが出来過ぎ
お姉ちゃん、
あなた精神年齢何歳ですか?
弟の餃子好きは可愛い♡
もう、おばちゃんナンボでも
たらふく食わしたる😚
麻薬の密売人という
一見私たちには無縁の世界を、
シングルマザーで、ただ一心に子どもを守りたい母親に主軸をおくことで、一気に身近なものにしてしまったその魅せ方は見事のひと言。そして、もう1人の母親、田中麗奈さん。彼女こそがこの映画のキーワード🔑
母性のいい面と悪い面を両側から見せて
その善悪を問う。
誰が悪いのか、誰も悪くないのか?
悪いのは人なのか、社会なのか?
その判断を観ているものに委ねる。
その余白のある手法が、私は好き。
夜の片隅にひっそりと咲く花の、
儚くも確かに美しい瞬間を切り取ったような映画。
観ておいて損はありません🤫
静かに心に沈んで、
あとからじんわり沁みる作品です🎬
生きるために道を外れた彼女たちの行く末
フラワーカンパニーズの「深夜高速」を映画冒頭、主人公の夏希がカラオケでがなりたてるように歌う。それだけで彼女の心情や今の状況が瞬時に見えた気がした。名曲の歌詞の力と、やさぐれた北川景子が印象的なオープニング。
その後森田望智演じる多摩恵に出会うまでの結構長い時間、夏希の置かれた金銭的に過酷な状況がじっくりと描かれる。観ているこちらもちょっときつい、となった頃合いで多摩恵との出会いがあり、薬の売人の仕事が始まる。
危険だが実入りのいい売人の仕事によって、夏希は娘の小春にバイオリンを買ってやり、レベルの高い教室に通わせ、家族で外食もできるようになった。バディを組んだ多摩恵とは次第に私生活でも支えあうようになり、親子ごと擬似家族のような関係になっていく。そこで彼女たちは確かに「生きててよかった」という実感を得たに違いない。
序盤で嫌というほど夏希の不幸を見せられたので、犯罪に手を染めることもいとわず子どもたちを守ろうとする彼女を批判的に見る気にはとてもなれなかった。一方で、このまま夏希たちに因果応報がないままハッピーエンドを迎えることは考えにくく、どういう結末にするのだろうとも思った。
犯罪をエンタメとして描く作品ならそういう展開もあり得るが、本作は(一部リアリティに欠ける設定などはあるものの)社会派に属する作品だ。ざっくりした言い方になるが、本作には「追い詰められた人間が、子どもを守ろうとする母親が、犯罪に手を染める以外救われる道のないような社会でいいのか」といったメッセージが込められていると感じた。作品において犯罪が「最悪の選択肢」として描写されていなければ、このメッセージは力を失ってしまう。
そう前置きした上で、あのラストについて。
上記の見方に基づいた個人的な解釈だが、私は「少なくとも多摩恵と小春は死んでいるし、もしかすると夏希と小太郎も死んでいるかも」と思った。
直前、ジムで多摩恵がサトウの手下に殴り倒され、サトウに3つの質問をされた(内田監督によると、作品の他のシーンや、サトウのシャツの柄に質問内容のヒントがあったそうだ。私は鈍いので全く気づかなかった)。質問内容はわからなかったが、仲間の夏希に関することであれば多摩恵は答えないだろう。答えなければ殺される。答えても殺されたかもしれない。生き延びたと仮定しても、ラストのように何事もなかったような顔で帰ってくるはずがない。
また、星崎みゆき(田中麗奈)が小春に拳銃を向け、夏希が銃声を聞いたということはみゆきは少なくとも発砲はしている(そもそもみゆきのようなタイプの人間が、銃を入手して子どもを殺めるという流れ自体不自然に感じはしたが、サトウと繋がっていた探偵の岩倉がそそのかしたのだろうか)。弾が当たらなかったとしても見知らぬ女にいきなり撃たれそうになった小春が、あのように平然と帰宅するのもおかしい。だから、現実ではないのだと思った。
ベランダでは、真昼なのに月下美人が咲いていた。これは、4人の幸せな姿が幻であることの暗示ではないだろうか。
多摩恵が消されるのであれば、夏希のもとにもいずれサトウの手が伸びて同じ運命をたどるであろうことは想像に難くない。ラストシーンは、彼らがあの世で再会した姿だと解釈することもできる。
森田望智はやはりすごかった。作り込まれた肉体と立ち居振る舞い。総合格闘技の試合のシーンは手に汗握る迫力だった。北川景子も、すっぴんで髪を振り乱して頑張っていた。普段のイメージとはある意味真逆の役柄だが、変なわざとらしさがなくてよかった。盗んだ餃子弁当を頬張る時のなんとも言えない、様々な感情が混じった表情に胸を打たれた。
「ミッドナイトスワン」でも思ったことだが、内田監督は俳優の表情が役柄の内面を語る瞬間を映し出すのが上手い。表情のうつろいをじっくり映し、迂闊に台詞を当てたりしないから、観る側が「今こういう気持ちなのかもしれない」と想像する余地が生まれる。その余地こそが、観客の心と作品の深い結びつきを育むのではないかと思う。
ハッピーエンドであってほしい
テーマは母ちゃん。でも強いのは娘だった。
ナイトフラワーはいつ咲くのか、いつだ、いつだと待たせておいて、咲かせる前に3つの質問という謎掛けを投げっ放すとは…。
良くも悪くも、内田作品だ。
いちいち丁寧に描きすぎているから、展開が遅い。
で、中弛みを感じそうなところで泣かせる場面を入れてくる。
そして肝心なことは説明を排して行間を読めと言わんばかりで、そもそも説明を用意してないのだろうと思う。
これは本当に、ズルいやり方だ…(笑)
森田望智に女子格闘家だからといって無理やりガサツな演技をさせているのが気になる。ガニ股で歩かせたりして。
確かに格闘技系の女性アスリートにガニ股の人は少なくない(と思う)。それは太もも周りの筋肉が影響している(だけじゃないかもしれないが…)のであって、森田望智のガニ股歩きは不自然だ。
加えて、食べ方とかしゃべり方も乱暴に演じさせすぎで、つまり、女子格闘家の演出がイメージ貧困なのだ。
とはいえ、森田望智自身は試合のシーンやトレーニングのシーンをよく演じていて、感心した。体も鍛えて増量していたのではないだろうか。
北川景子と森田望智というビジュアルのいい女優を血と汗と涙にまみれさせるのには、サディズムを感じないではいられない。
二人の追い込まれ方も容赦がない。
そもそも、夏希(北川景子)と多摩恵(森田望智)が繋がる経緯が唐突で、その後2人が絆を深めていく過程は感動的ではあるけれど、きっかけに説得力がないからそれも薄っぺらく感じてしまう。
あの危険な商売に手を出すくらいなら、夏樹は風俗で稼げるだろうと誰もが思わないか。ドラッグの顧客からも誘われていたから、二人の子持ちといえども需要はあっただろう。
『茜色に焼かれる』で中学生の息子がいる尾野真千子は風俗嬢をしていた。ただ、それでも楽な暮らしはしていなかったが…。
多摩恵はデリヘル嬢が副業なのだから、そっちに誘うほうが自然だろうに。
とまれ、身体を売るより効率的に稼ぐ方法として、多摩恵は夏希を裏社会の商売に誘ったのだろうが、この展開もまた唐突なのだ…。
ある事情で夏希はさらに深みにはまっていく。多摩恵はその危険さを察知するのだから、ここでそのある事情を多摩恵と分かち合う場面があっても良かった気がする。
このある事情かまたキツく、内田監督のサディズムは留まるところを知らない。
多摩恵の最後の試合、あれはレフェリーが和田良覚さんだから、本当ならもっと早く止めていただろう。
ここも変わらずサディスティックだ。
リングで打たれる多摩恵から「死んでまう」と目を逸らそうとする夏希に、娘が見届けろと言う場面も感動的なのだが、幼い娘があんなことを言うに至るきっかけはないのだから、感動させようと断片だけなのに勢いで押す手法は、本当にズルいのだ。
ハングレのリーダー青年の逆マザコンとか、田中麗奈の娘との関係・夫との関係とか、多摩恵に好意を寄せているらしい佐久間大介が演じる若者なども、とにかく目一杯思わせぶりに見せているだけで、全く人物を描くことを放棄した姿勢を私は支持できない。
関西弁の子供たちの健気さが胸を打つのと、北川景子と森田望智の体当たりの熱演と、田中麗奈の技アリの存在感、つまり、ただただ役者たちの評価に留まる映画だったと思う。
「探偵はBARにいる3」から好き
どちらにも取れるラスト
素晴らしい芝居なのに
日本の社会に存在する母子家族の貧困問題とドラック、育児放棄をテーマにした今作
現在進行系の貧困家族の母を演じる北川景子
育児放棄された過去を持つファイターを演じる森田望智と彼女と同じ境遇で育った友人
そしてドラック元締め渋谷龍太
皆様素晴らしい芝居をみせてくれました
子供達も素晴らしい
特に森田望智のファイト場面は凄かったです
戦う時間は短いけど安藤さくらの「百円の恋」のボクサー役に近い本物の凄みを感じた
今回は日本の社会問題として取り組むべき重要な問題をテーマに持ってきたのか
娘に特別な才能、ミッドナイトスワンと同じ設定だね
アカデミーまで獲った作品の設定はまた使いたくなるよね
なんて思いながら観ていた物語に感じる小さな違和感達
なんでしょう
結末の為に用意されたかのような製作者の意図を感じるこの違和感のある設定と展開
日々のストレスから仕事で爆発してクビになるのはよくある設定だけど、そこからドラッグ直行?
もう少し逡巡しようよ
キャバクラでいくらでも稼げそうな子持ちの美女がいきなりドラッグ直行する?
子供の事を考えたら少しくらい悩むとこ見せて欲しいよ
キャバクラやイヤらしいお仕事にチャレンジしたけどダメだった、とかあっての仕方なく売人へ走って落ちていく所まで見せてくれないと安易な人間性になっちゃうよ
「ドラッグの売人の母に見落とし流れにしたら悲惨な最後になりやすいですよね」
的な宣伝会議がすけて見えちゃう
子供がイヤらしいお仕事を嫌がっている、程度の台詞で匂わす程度では動機が弱いんですよ
そしてラストの悲しみも半減しますね
他にも色々安易に展開させるで作られた物語の世界に嘘を感じで気になってしまい世界に入り込めず
映画はリアルではなく役者さんの演じている嘘の世界だと少しでも感じさせてしまったらダメだと思うんですよね
母が大変なのはわかるのけど急に「一緒に子供育てて!」って無理ありすぎてびっくり
そんな台詞を言わせてお終いじゃなく、相手にそう思わせる強い場面を作ろうよ
場面が足りず説得力足りなかったから、またしても無理やりに感じてしまう
娘に関心のない富裕層の父親とストレスを感じる母親が娘を探させた探偵
どこにいるとか報告無しで売人の写真だけ見せるのなんで?
普通は娘さんが薬物に依存して大変な事になってます、とクラブで乱れた写真で報告してからの売人からクスリ買ってる写真でしょ?
ずっと帰ってないのにドラッグ買うお金どうしてるの?身体売ってました、のおじさんとホテル入る報告写真もあるべきだよね?何故母親が復讐に走る重要な場面カットしてる?
そして何故死因交通事故?
この流れは薬物大量摂取でしょ?
警官に声かけられて逃げた流れの交通事故死で売人に復讐しようと思う?
写真見せられただけで?
拳銃うった探偵の台詞も不可解極まりないし、交通事故死なのに売人消す?
なんて色々小さい疑問だらけの脚本が残念だったけど、そこが気にならない方や目をつぶればる方には良い映画かもです。
登場人物全員悲しい過去を背負ってるのもやりすぎなんじゃないかな。
「佐久間君が出演してくれるなら、ただの片思いじゃなくて〜」的な会議みえました。
素敵な2人の設定なので綺麗な海を見せて上げたくて悲しいんだけど、喉にひっかった色んな小骨のせいで涙でなかったんだよ。
「あんまり長くなると集客に影響でますよ」
色々カットされた流れの会議が透けて見えちゃったよ。
盛り込みすぎでもいいけど、盛り込むなら丁寧にお願いしたい。役者さんの迫真の演技で泣きたかったのに。
議論を呼ぶラストであるが。。
この映画の核心であるラストについて考察しているので、鑑賞前の方は絶対にお読みにならないでください!!
−−−−−−−−
ラストが気になったので、2回鑑賞しました。
ラストに繋がるそれぞれの登場人物のセリフと行動を確認したかったからです。
アンハッピーエンド(バッドエンド)と決めつけている方がいますが、それは違うと思います。深読みしすぎに思います。
この映画の脚本が凄いのは、ハッピーエンドともアンハッピーエンドとも、両方に取れるように書かれているところです。
そこが、この脚本を書いた内田英治さんのすごいところです。
ふた通りのラストを同時に描くなんて、凄すぎます。
ですので、ハッピーエンドかアンハッピーエンドか、どちらかに断定しても意味がないと思います。
それから、夏希(北川景子)の「小太郎、行っちゃだめ!」という台詞は、最初と序盤の自転車に乗るシーンと最後の3回言ってますし、多動症的な小太郎にいつも言っていると解釈しました。
私としては、大どんでん返しの末のハッピーエンドと取りましたよ。
北川景子と森田望智は素晴らしい演技でした。
シンママの大変さが伝わって救いようがない話ではあるけど、母性をテーマにしていて、とても印象に残る映画でした。
エンディングでー0.5
誰かの犠牲の上に成り立っている幸福と考えれば納得できるエンディングでしょうか?
ボスも同じ事を言っていましたし。映像、出演者の演技などは流石だなと。麗奈さんを
見てアバターを思い出したのは私だけでしょうか?原作も読んでいなかったので、楽しめ
た作品ではありました。少し消化不良です。
月下美人
予告編を観たとき以上に、とても痛くてしんどい映画でした。
日本映画史上、こんなに女性が殴られる映画も・・・って、森田望智演じるヒロインの一人は格闘家だから仕方ないんだけど(笑)再来年放送のバカリズム脚本の朝ドラのヒロインに決定している森田望智に期待です。
何をやっても努力しても裏目裏目に出る人ってやはりいるもので、その地位から這い上がることは現状の日本ではまず無理なことです。もちろん北川景子演じるヒロインは這い上がるなんてことよりも「現状維持」すら難しい状況なのですが。
とりあえずハッピーエンドで終わりますが、この後すぐにも薬の密売2人組は捕まるでしょうし、姉弟にとっての本当の地獄はこれからです。
「ナイトフラワー」というタイトルは「月下美人」でも良かったと思いますが、そのこだわりを脚本も手掛けた内田監督に聞いてみたいですね。
青と赤
追い詰めらたら自分がどうなるのかが
分からない。
ダークサイトへ落ちる瞬間。
足を踏み入れる境界線。
自分じゃなくなりフワッと宙に浮き
引き返せないのかも。
全体的に青と赤の色合いが象徴されていて
意図があり意味合いを持たしながら
比較対象としていたのだろう。
一番見応えがあったのは多摩恵の試合の
シーン。現実にあったか分からないが
小春が『ちゃんと目の前の現実を観て』が印象的。
ナイトフラワーは月下美人かぁ。
北川景子さんも良かった。
勿論、田中麗奈さんの虚無感も。
でも優勝は森田望智さんだろう。
2027年朝ドラにも期待したい。
意外と近くにある闇The Darkness That’s Closer Than You’d Expect
予告編で今まで見た事ない
キレ散らかし、ボコボコにされ、
ずぶ濡れになり、やつれた
北川景子さんを観て、
観ておこうと思い観た。
たぶん何事もなければ、
関わることがないであろう人々の様を
垣間見る事にもなった。
(もちろん可能性はゼロではないが)
失踪した夫の作った借金のために
二人の子供とギリギリの生活をしている様は
フィクションとは分かっているけど
胸が痛む。
作品の度に別人のようになる
森田望智さんの格闘家ぶりは
本当に実在すると錯覚するほどに
演じる凄みを感じさせてもらった。
世間的には【悪い】と
ラベリングされている人たちが
主人公たちを翻弄していくのだけれど
何もなくてそうなったわけではないことが
何気ないセリフで窺い知ることができ
状況のどうしようもなさが
実感を持って迫ってくる。
森田望智さん演じる
多摩恵の幼なじみの佐久間大介さんと
麻薬密売の渋谷龍太さんが
その【悪い】の立場を
ある種グラデーションで表現していたのは
圧巻だった。
ある意味、
映画「愚か者の身分」の並行世界で
こちらは人情が通じない分
よりリアルなのかもしれない。
ラストの解釈は色々分かれるだろうなあ。
レイトショーで観るとキツイかもしれません。
Seeing Keiko Kitagawa in the trailer—furious, completely losing her temper, beaten up, soaked to the bone, and utterly worn down in a way I had never seen before—made me think I should watch this film.
It also gave me a glimpse into the lives of people I would probably never have anything to do with if nothing out of the ordinary happened
(though, of course, the possibility is not zero).
The depiction of a mother barely scraping by with her two children because of the debts left behind by her missing husband is clearly fiction, yet it still hurts to watch.
With every new work, Nozomi Morita seems to transform into a completely different person. Her portrayal of a fighter here is so convincing that it almost feels as if she truly exists, and the sheer intensity of her performance is overwhelming.
The people who are labeled as “bad” by society toss the protagonists around, but through casual lines of dialogue we can sense that they did not become that way for no reason. This makes the hopelessness of the situation feel tangible and inescapable.
The contrast between Daisuke Sakuma, playing Tamae’s childhood friend, and Ryuta Shibuya, playing a drug dealer, was astonishing. Together, they expressed the position of “evil” as something that exists along a kind of gradient rather than as a single, fixed category.
In a sense, this film feels like a parallel world to A Fool’s Identity. Because there is less room for human compassion here, it may actually feel more realistic.
The ending will likely be interpreted in many different ways.
Watching this as a late-night screening might be tough.
劇中、主人公の娘さんが、一番大人だった…精神的に。
因果応報、親の因果が娘に報い、本末転倒…とか、ダンダダンの7話や美味しんぼの富井副部長のガムの噺とか、
そして、青い鳥。
それから、オバロのアインズ様ことモモンガさんの…ナザリックの幸福と利益の為ならば…他者がどれだけ不幸になろうと構わないって考え方とか、その我儘を通すには、通せるだけの圧倒的強さが無いと…所詮弱者の淡い願望程度の妄言に終わるって価値観とか、
観ていて色々アタマを過った。
そりゃぁ…確かに、同情はする。ただ…同情はするけども、、共感なんか出来ないし、しないし、
危ない橋を渡った末路にしては、
最期…真昼に咲いた月下美人が見守る中で、楽園へ往く夢をみられたのだから、
他者を不幸にして掴んだ、束の間の歪な幸せでなら十二分だったんじゃないかと思う。
目の前のささやかでも大切な幸せを護るのに、人の道を外れたら、結局…不幸になるし、その人の大変さは、その人本人しか知り得ない…他者から知ったこっちゃないって云われればそれ迄のコトなんだ。
胸糞で苦手
どんな理由があろうと反社に関わって他人を不幸にした人たちがハッピーエンドとか勘弁して欲しい。
シングルマザーで真っ当に生きてる人達はこれを見てどう思うんだろう。
娘を不幸に亡くされた母親も全く救われていない。
その母親が最後誰に復讐するんだろうとかいろいろ考えさせられながら観たものの自決だけは本当に無しにして欲しいと思っていたが可能性としてゼロで無い終わり方だったのが本当に胸糞で救われていない。
主人公の娘が笑顔で戻って来ていたのでそれは無いと信じたいが。。。
この主要人物たち全員の満面の笑みの終わり方でどういう感想を持たせようとしているのか理解出来なかった。
全457件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。













