劇場公開日 2025年11月28日

ナイトフラワーのレビュー・感想・評価

全457件中、1~20件目を表示

4.0じゃあ、どうすればよかったんだろう。

2025年12月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

どうすればよかったんだろう。

鑑賞後にその問いがひたすら浮かび、どうしたら夏希一家は救われたのか、多摩恵が幸せになれたのかを考えてしまう。
けれど答えが出ない。それがこの作品を通して伝えたい社会へのメッセージだと思った。

2023年の調査で、OECD加盟国の平均的なひとり親世帯の貧困率は 約31.9%。それに対して日本の44.5%はかなり上という結果がでた。先進国でありながら、母子家庭での貧困は世界基準で見ても高い。
夏希のような家庭は、珍しくないということだ。

働いても働いてもお金が追いついていかない状況は正しい判断ができず、精神も不安定になっていくだろう。そんな時に薬の売人という方法でお金を稼ぎ、子供達を育てることが出来るなら、その道を選んでしまう夏希の気持ちもわからなくはない。

「ミッドナイトスワン」も日陰で懸命に生きる主人公が、小さな希望を見つけてささやかな幸せな日々を過ごす姿が印象的だった。今回の彼女たちも、踏み躙られ、底辺を這うような日々でも"生きていてよかった"と思えるように、最後まで諦めず、もがき、足掻く姿の生命力が切ないけれ美しい作品だった。

内田監督の、セリフに頼らず表情で登場人物の心情を語らせる手法が素晴らしくて、それを見事に演じた北川景子と森田望智の演技力はすごかった。
特に森田望智はこの役のために7キロ太り肉体改造をしたという。今までに無い役だったが、話し方から仕草、表情ひとつとっても完全に多摩恵というキャラクターに憑依していた。素晴らしかった。

決して楽しい作品ではなく、観た後くらってしまう人も多い作品ではあるけれど、最初から最後まで無駄がなく、没入して観ることができる素晴らしい作品だった。

私のラストの解釈は、昼に咲いた月下美人が答えだと思っている。

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AZU

4.5夜(日陰)に咲く(生きる)花(人たち)の儚くも美しい瞬間

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

日陰に生きる人たちの姿を、
これほどまでに光をもって美しく、儚く描ける監督は、
内田英治監督の他にはいないのではないでしょうか。

陰と陽の描き方が絶妙で、陽の部分を描くことで、陰の部分の儚さや残酷さがさらに静かに沁みて際立つ。

それぞれの役者も良かった。
特にミュージシャンである
渋谷くんも、佐久間くんも
出番こそ多くないけど
ちゃんと余白のある演技で良かった。
久しぶりにスクリーンで見た
田中麗奈ちゃんの正気のない絶望と狂気感も物語を面白くしていたと思う。

主演のお2人も素晴らしかったですね。
北川景子ちゃんは、いつもの毛色とは、全く違う役を、母になったからこそ分かる熱演で演じ切り、子どもを守るという母性の強さと葛藤を見事に演じてました。

森田さんは、あんまり知らなかったけど、とてもハマり役でしたね。女性としての色を残しつつ、強くてかっこいい格闘家を見事に演じてました。これからがもっとみたくなる女優さんです。

そして、子どもたち上手い!!
そして、ココロが出来過ぎ
お姉ちゃん、
あなた精神年齢何歳ですか?

弟の餃子好きは可愛い♡
もう、おばちゃんナンボでも
たらふく食わしたる😚

麻薬の密売人という
一見私たちには無縁の世界を、
シングルマザーで、ただ一心に子どもを守りたい母親に主軸をおくことで、一気に身近なものにしてしまったその魅せ方は見事のひと言。そして、もう1人の母親、田中麗奈さん。彼女こそがこの映画のキーワード🔑
母性のいい面と悪い面を両側から見せて
その善悪を問う。
誰が悪いのか、誰も悪くないのか?
悪いのは人なのか、社会なのか?

その判断を観ているものに委ねる。
その余白のある手法が、私は好き。

夜の片隅にひっそりと咲く花の、
儚くも確かに美しい瞬間を切り取ったような映画。

観ておいて損はありません🤫
静かに心に沈んで、
あとからじんわり沁みる作品です🎬

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ななやお

4.0生きるために道を外れた彼女たちの行く末

2025年11月29日
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ニコ

4.0ハッピーエンドであってほしい

2026年1月6日
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鑑賞方法:映画館

「なんだこの終わり方は・・」というラストで、観終わった後に色々な投稿を見てなるほどと思いましたが、辻褄は合わないかもしれませんが私はハッピーエンドであってほしいと願います。

各演者さんが強烈でした。
北川景子さんや森田望智さんには汚れ役はやってほしくないなあという思いもありましたが、とてもよく合っていました。

力作で映画賞ものだと思いました。

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よし

3.0テーマは母ちゃん。でも強いのは娘だった。

2026年1月5日
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ナイトフラワーはいつ咲くのか、いつだ、いつだと待たせておいて、咲かせる前に3つの質問という謎掛けを投げっ放すとは…。
良くも悪くも、内田作品だ。
いちいち丁寧に描きすぎているから、展開が遅い。
で、中弛みを感じそうなところで泣かせる場面を入れてくる。
そして肝心なことは説明を排して行間を読めと言わんばかりで、そもそも説明を用意してないのだろうと思う。
これは本当に、ズルいやり方だ…(笑)

森田望智に女子格闘家だからといって無理やりガサツな演技をさせているのが気になる。ガニ股で歩かせたりして。
確かに格闘技系の女性アスリートにガニ股の人は少なくない(と思う)。それは太もも周りの筋肉が影響している(だけじゃないかもしれないが…)のであって、森田望智のガニ股歩きは不自然だ。
加えて、食べ方とかしゃべり方も乱暴に演じさせすぎで、つまり、女子格闘家の演出がイメージ貧困なのだ。
とはいえ、森田望智自身は試合のシーンやトレーニングのシーンをよく演じていて、感心した。体も鍛えて増量していたのではないだろうか。

北川景子と森田望智というビジュアルのいい女優を血と汗と涙にまみれさせるのには、サディズムを感じないではいられない。
二人の追い込まれ方も容赦がない。

そもそも、夏希(北川景子)と多摩恵(森田望智)が繋がる経緯が唐突で、その後2人が絆を深めていく過程は感動的ではあるけれど、きっかけに説得力がないからそれも薄っぺらく感じてしまう。
あの危険な商売に手を出すくらいなら、夏樹は風俗で稼げるだろうと誰もが思わないか。ドラッグの顧客からも誘われていたから、二人の子持ちといえども需要はあっただろう。
『茜色に焼かれる』で中学生の息子がいる尾野真千子は風俗嬢をしていた。ただ、それでも楽な暮らしはしていなかったが…。
多摩恵はデリヘル嬢が副業なのだから、そっちに誘うほうが自然だろうに。

とまれ、身体を売るより効率的に稼ぐ方法として、多摩恵は夏希を裏社会の商売に誘ったのだろうが、この展開もまた唐突なのだ…。

ある事情で夏希はさらに深みにはまっていく。多摩恵はその危険さを察知するのだから、ここでそのある事情を多摩恵と分かち合う場面があっても良かった気がする。
このある事情かまたキツく、内田監督のサディズムは留まるところを知らない。

多摩恵の最後の試合、あれはレフェリーが和田良覚さんだから、本当ならもっと早く止めていただろう。
ここも変わらずサディスティックだ。
リングで打たれる多摩恵から「死んでまう」と目を逸らそうとする夏希に、娘が見届けろと言う場面も感動的なのだが、幼い娘があんなことを言うに至るきっかけはないのだから、感動させようと断片だけなのに勢いで押す手法は、本当にズルいのだ。

ハングレのリーダー青年の逆マザコンとか、田中麗奈の娘との関係・夫との関係とか、多摩恵に好意を寄せているらしい佐久間大介が演じる若者なども、とにかく目一杯思わせぶりに見せているだけで、全く人物を描くことを放棄した姿勢を私は支持できない。

関西弁の子供たちの健気さが胸を打つのと、北川景子と森田望智の体当たりの熱演と、田中麗奈の技アリの存在感、つまり、ただただ役者たちの評価に留まる映画だったと思う。

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kazz

4.0「探偵はBARにいる3」から好き

2026年1月3日
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知的

今年4本目。

丸の内ピカデリーで。2017年「探偵はBARにいる3」作品の最後で北川景子さんの表情が人生の映画で一番いい表情されていたのでファンに。北川景子さんのようになりたいたまに思い出します。自分は男です。彼女2時間見たくて今日は今作を選びました。序盤の「私も泣きたいわあ」また表情が凄い見に来た甲斐がありました。最初のカラオケ「生きててよかった」の歌詞刺さって涙ぐみました。

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ヨッシー

どちらにも取れるラスト

2026年1月2日
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 貧困の中で子供らを育てる為にドラッグ・ビジネスに手を染める母親というダークな役に成りきる北川景子さんが、ネイティブな大阪弁でぶっ飛ばす姿に眼が惹きつけられるのだが、孤独な女性格闘家役の森田望智さんの振り切り振りに胸が抉られた。本作で一気にブーストが入って来年の朝ドラへと繋がったんだろうなと納得できる。

 また、本作のラストを、僅かな希望と見るのか、絶望の果てと見るのか、どちらにも取れる造りにして観客に投げ掛けたのが巧み。一緒に観た我が家の妻と暫し語り合う事になった。これは上手い作品である証拠。

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La Strada

3.0素晴らしい芝居なのに

2026年1月1日
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TRINITY2025

3.5人は目標を持つと強い

2026年1月1日
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最後まで見入ってしまった。
小さな幸せや絶望や希望、
現実にあるだろうストーリーだから
身に染みてしまう。
生き抜く事、大切ですね。

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hasaki

4.0スタートから

2026年1月1日
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熱量が凄かったですが不幸を売って幸せになるのは難しいですよね。
負のループから抜け出すのは容易なことでなく一瞬の幸せの夢です。
最後の三つの質問やラストシーンが消化不良でした。

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立丸

5.0議論を呼ぶラストであるが。。

2025年12月31日
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斬新

ドキドキ

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のぶ

4.0昭和?

2025年12月31日
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消えた夫の借金を返済しながら2人の子育て。
次々と起こる不幸。
昭和感がすごい気がしました。
ラストシーンは夢?

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かぜ

3.5エンディングでー0.5

2025年12月31日
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クリフ

3.0月下美人

2025年12月30日
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泣ける

悲しい

怖い

 予告編を観たとき以上に、とても痛くてしんどい映画でした。

日本映画史上、こんなに女性が殴られる映画も・・・って、森田望智演じるヒロインの一人は格闘家だから仕方ないんだけど(笑)再来年放送のバカリズム脚本の朝ドラのヒロインに決定している森田望智に期待です。

 何をやっても努力しても裏目裏目に出る人ってやはりいるもので、その地位から這い上がることは現状の日本ではまず無理なことです。もちろん北川景子演じるヒロインは這い上がるなんてことよりも「現状維持」すら難しい状況なのですが。

 とりあえずハッピーエンドで終わりますが、この後すぐにも薬の密売2人組は捕まるでしょうし、姉弟にとっての本当の地獄はこれからです。

 「ナイトフラワー」というタイトルは「月下美人」でも良かったと思いますが、そのこだわりを脚本も手掛けた内田監督に聞いてみたいですね。

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邦画好き

4.0青と赤

2025年12月29日
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怖い

難しい

驚く

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まこやん

4.5意外と近くにある闇The Darkness That’s Closer Than You’d Expect

2025年12月29日
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泣ける

悲しい

怖い

予告編で今まで見た事ない
キレ散らかし、ボコボコにされ、
ずぶ濡れになり、やつれた
北川景子さんを観て、
観ておこうと思い観た。

たぶん何事もなければ、
関わることがないであろう人々の様を
垣間見る事にもなった。
(もちろん可能性はゼロではないが)

失踪した夫の作った借金のために
二人の子供とギリギリの生活をしている様は
フィクションとは分かっているけど
胸が痛む。

作品の度に別人のようになる
森田望智さんの格闘家ぶりは
本当に実在すると錯覚するほどに
演じる凄みを感じさせてもらった。

世間的には【悪い】と
ラベリングされている人たちが
主人公たちを翻弄していくのだけれど
何もなくてそうなったわけではないことが
何気ないセリフで窺い知ることができ
状況のどうしようもなさが
実感を持って迫ってくる。

森田望智さん演じる
多摩恵の幼なじみの佐久間大介さんと
麻薬密売の渋谷龍太さんが
その【悪い】の立場を
ある種グラデーションで表現していたのは
圧巻だった。

ある意味、
映画「愚か者の身分」の並行世界で
こちらは人情が通じない分
よりリアルなのかもしれない。

ラストの解釈は色々分かれるだろうなあ。

レイトショーで観るとキツイかもしれません。

Seeing Keiko Kitagawa in the trailer—furious, completely losing her temper, beaten up, soaked to the bone, and utterly worn down in a way I had never seen before—made me think I should watch this film.

It also gave me a glimpse into the lives of people I would probably never have anything to do with if nothing out of the ordinary happened
(though, of course, the possibility is not zero).

The depiction of a mother barely scraping by with her two children because of the debts left behind by her missing husband is clearly fiction, yet it still hurts to watch.

With every new work, Nozomi Morita seems to transform into a completely different person. Her portrayal of a fighter here is so convincing that it almost feels as if she truly exists, and the sheer intensity of her performance is overwhelming.

The people who are labeled as “bad” by society toss the protagonists around, but through casual lines of dialogue we can sense that they did not become that way for no reason. This makes the hopelessness of the situation feel tangible and inescapable.

The contrast between Daisuke Sakuma, playing Tamae’s childhood friend, and Ryuta Shibuya, playing a drug dealer, was astonishing. Together, they expressed the position of “evil” as something that exists along a kind of gradient rather than as a single, fixed category.

In a sense, this film feels like a parallel world to A Fool’s Identity. Because there is less room for human compassion here, it may actually feel more realistic.

The ending will likely be interpreted in many different ways.

Watching this as a late-night screening might be tough.

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新米エヴァンゲリスト

4.0劇中、主人公の娘さんが、一番大人だった…精神的に。

2025年12月28日
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泣ける

悲しい

怖い

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デブータ

1.5胸糞で苦手

2025年12月27日
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てんえん

3.0終日重苦しく残酷な世界の中で、それでも家族を守り、必死に生きていこ...

2025年12月26日
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悲しい

怖い

難しい

終日重苦しく残酷な世界の中で、それでも家族を守り、必死に生きていこうと一線を越えていく2人の姿に、胸が締めつけられました…。

渋谷龍太さんの存在感がさすがでした!!

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門倉カド(映画コーディネーター)

4.0結末を考えさせられる

2025年12月25日
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泣ける

悲しい

必死に生きる親子の姿が心打たれる感じ‥
最後どーなっての?って思って結末をネット検索した‥

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etoile
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