ウリリは黒魔術の夢をみたのレビュー・感想・評価
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「家族の呪縛=黒魔術」という公式が成り立つ不思議な場所
予告編とチラシで気になっていたので、イメフォで鑑賞。
しょっぱなから度肝を抜かれた。ブラザーズ・クエイみたいなアートフィルムかと思って観ると、映像は綺麗だけどそれよりストーリーテリングやキャラクター描写にどんどん惹かれていく。とくに叔母さんは毒親全開だけど妙にフォトジェニックだし、恋人も不思議な危うい美しさを放つ美女。メンターのような蜥蜴顔のおじさんは怪しいしいかにもバイヤーの風貌なのに、ギター持つとめちゃくちゃかっこいい。調べるとフィリピンではめちゃくちゃ有名なギタリストらしい。指がセクシー。
対して主人公はアスリートにしてはぷにっとしてるし他のキャストに負けてるように見えるけど、これは映画全体を覆うシニカル・ユーモアの大事な要素であることがみてるうちにわかってくる。「馬鹿なピエロ」みたいにライバルと罵倒しあうシーンにもあったように、確かに主人公は黒魔術親戚たちに振り回されるピエロ的な立ち位置だ。自分の意思というより、流れに身を任せて受動的に生きているように見える。彼がかけられた呪いは黒魔術だけど、これって日本でいまよく言われる「毒親」の構造と同じ。逆にこの主人公がイケメンだと映画のシニカルさが半減するしアイドル青春ものにしかならないと思う。→ディカプリオのバスケットボールダイアリーズとかブラピ・ジョニデのデビュー作アイドルものみたいなになる。そういうのをを期待する人はこの主人公が出てきたらそりゃがっかりするだろうけど、そもそも違うもの。映画から「皮肉」を読み取るのってすごく難しいけど画面から染み出してくるからこの映画は正統派な青春奈落ムービー。
好き嫌い分かれるのは納得だけど、なんでこんなに評価点数低いの?てのが正直な感想なので、他の人の感想もみたいです。
監督のインタビューによると、フィリピンはアメリカ占領の影響でバスケが国技かってくらい有名だけど、体格の差があるため決して上位にいけないらしい。これまた皮肉。そういった細かいユーモアやメッセージが随所に丁寧に散りばめられてて、一見カオスなバラバラとした印象だけど、それが良い。久々に没入した。
黒魔術とバスケットボール(しかもマイケル・ジョーダン)という、東南アジアらしい土着性 x 欧米文化への憧れがミックスされてた新感覚のフィリピン映画。
パンフレットの文章書いてる人に大学の先生と並んで怪談師いるとか笑。それくらいいろんな角度から見れるてことなんだろうけど、逆に言えば解釈が難しいのは確かだな。新しいものが出る時はいつもコンサバに寄れないものは淘汰されがちなのでそうならないようにちゃんと言葉を残さないといけないと思って、ちょっと長文だけど書いてみました。
イメフォは音も良くて臨場感が最高。レイトショーは終電ギリギリになってしまうので、もうちょっと早い時間の上映になるといいのになあ
カルメンは'77
1991年、NBAで活躍するべく母親から黒魔術をかけられたマイケル・ジョーダン・ウリリの話。
母親カルメンが自身の命と引き換えに息子に黒魔術をかけてもらい、妹に育児も任せて始まったと思ったら…ん?このちっちゃくてプニプニなのがマイケル!?いきなりもう大学生?
バスケの腕前は確かに大したものだけれど、ギャランはそういう行為をする為のもの?w
そして「痛い」って膝のことだったんですね。
なんだか時々話しが飛んだ様に進んじゃっているところがチョロチョロあるしね。
彼女が顔にケガした行辺りから、話しがわけわからない方向に転がりはじめて、これはこれで悪くないけれど、だとしたら黒魔術設定なんかなくて良いのに…。
ということで、良くわからない余計なオカルト排除して、ラストももっと哀しいか激しい感じにしてくれたらという感じ。
ところで、シンデレラはオネエじゃ?
親の呪縛
マイケル・ジョーダンのようなバスケット選手になりますように…と親の黒魔術によってバスケの才能を授かった息子(ウリリ)のお話です。
ゴールの腕前は確かなのだけど、賭博試合やドラッグをやり…根性も黒魔術にかけてもらった方が…
そしてスポーツマンにもあまり見えなかったような😂
ラリっているのか黒魔術のせいなのか分からない点も多々あり、色んな事が起きているのに繋がりがいまいちな箇所もありで、自分には理解が追いつきませんでした汗
上映後の辛酸なめ子さんのアフタートークによると、監督曰くマイケルは家族と一緒なれたという意味でハッピーエンドなのだそうです。むむっ
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