劇場公開日 2025年6月13日

ラブ・イン・ザ・ビッグシティのレビュー・感想・評価

全133件中、21~40件目を表示

4.0韓国の事情

2025年7月10日
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鑑賞方法:映画館

とても良いラブストーリーというかバディ・ムービーだった。役者も良いが、ストーリーが素敵すぎる。ただ、韓国の〇的マイノリティーに対して、世間は日本ほど寛容ではないのかな。

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hanataro2

4.5良かった

2025年7月9日
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鑑賞方法:映画館

同性とか異性とか関係なく、こんな最高の友人ってなかなかいない 羨ましい
自分らしさを貫くジェヒ かっこいい
マイノリティの皆さんがもっと行きやすい世の中に、当たり前のように恋愛話ができるような世の中になれば良いのにと思った

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さち

4.0異性の親友

2025年7月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

自分自身はゲイではなくて恋愛対象は女性のみだが、恋愛対象と
見ていない異性と親友になることに違和感は感じない。実際に
一対一で会って本音を語り合える異性の友人(たとえ相手に
パートナーがいても気まずくならない)が複数いる。

この映画のように利害関係が一致して同居するというのは極端な例で
そこはフィクションだとしても、あり得ない話とは思わない。

ク・ジェヒ(キム・ゴウン)とチャン・フンス(ノ・サンヒョン)の
個性と関係性がいい感じ。

自分に正直で、言うべきことはちゃんと言う(というか黙っていられ
ない)ジェヒ。ゲイであることを隠して生きる、繊細で寡黙なフンス
とは全く異なる性格だ。

そんな、”似た者同士”ではなく”似ていない者同士”のルームシェア
というのが面白い。

世間の目を気にするなら負い目に感じることも、それも含めて
その人だけの個性なんだ。良い悪いではない。この二人が、相手が
”普通とは少し違う”ところも認め合っているところが心地良い。

友情という絆で結ばれた二人。相手が窮地に陥れば全力で手を差し
伸べる。それほど強く相手のことを思える関係って、やっぱり
素晴らしいと思う。

お互いのことを恋愛対象とは思っていないのだからどちらかに
固定のパートナーが見つかれば当然ルームシェアは終わる。

そこは少し寂しくはあるが、この映画の終わり方はそれ以上に
爽快感や幸福感が感じられるものだった。

ラブコメ的な軽い感じで楽しめる作品であると同時に、「こんな
生き方が出来たら人生もっと楽しくなるよ」というメッセージも
感じられて鑑賞後の印象はとても良かった。

どうでも良いけど、登場人物ほとんどが大学時代から酒飲んで
ばっかり(それも青春の一コマということで良し)。

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余談

最初に宣伝ポスターを見た時、「パスト ライブス 再会」
(2023年製作/原題:Past Lives)(レビュー未投稿)とデザインが
そっくりだと思った。何なら「パスト ライブス 再会」の
再上映か?と一瞬思ったくらいだ。

手前に一組の男女が座っていて遠景に都会のビル群、上半分は
空が広がっていてそこに英語の題。やや小さい文字で日本語題。
出演者・監督名や宣伝文句の配置も瓜二つ。偶然の一致ではなく
意図的に同じ構成にしたと思われる。

どちらもauとタイアップしているのできっとそういう宣伝戦略
なのだろうと推測するが、もし単なるパクリだったら笑えるな。

そして現在映画館(TOHOシネマズ)で配っているチラシは
違うデザイン(ベッドで談笑する二人)だ。

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toshijp

4.5恋愛でも家族愛でもない愛の話

2025年7月6日
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めちゃくちゃよかったです。いいシーンだらけなんだけど、お互いが犬の鳴きマネする何でもないシーンで泣けて仕方がなかった。
あとフンスがゲイであることを初めて祝福してくれるのが、交番の酔っ払いたちの拍手なのもいいシーンだった。

(明らかな、または無自覚な)他者への加害性の問題を含みながらも、ポップでチャーミングで強くて明るい愛の話だったと思います。わたしたちは恋愛でなくたって家族でなくたって、互いを愛して大切にすることができると信じさせてくれる映画。

「君の名前で僕を呼んで」は観てから観るといいです。

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ホルガ

3.5自分らしさとは

2025年7月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

癒される

誰にでも経験があると思うんです
自分は他の人とはちょっと違うな
妥協して周りに合わせたり
人生長く生きても自分らしさは失いたくない
この作品を観てそう思いました

ジェヒ(キム・ゴウン)とフンス(ノ・サンヒョン)の距離感の表現が凄くよかった
決して男女の仲になることなく友達以上恋人未満とはまた違い…

フンスにも幸せが訪れるといいな

それにしても一昔前の韓国の大学生ってあんなに皆、煙草を吸うんですかね?

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よう

5.0あのとき

2025年7月3日
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鑑賞方法:映画館

フンスとジェヒの二人が唯一無二の関係性を結ぶ物語 既視感もあるけれど、対社会でマイノリティという自覚のあるこの物語は、こころが震える

韓国社会が舞台なので、日本を上回る家父長制が強い国においてはどんだけーという位トラブルも産まれて、その一つひとつが強く訴えるものがある

と ここまで書いてきて思うのだが、日本のくさいモノには蓋式に、なかったことにしてしまう文化より、より敵がはっきりしている分だけ感情に訴えかけやすいのかもしれないということ

○宝みたいな映画が綺麗事で重宝される事象を目にすると余計そう思いたくなる。日本にもマイノリティの関係をエンタメ化する強力な国民性か欲しいよね
若い人にたくさん観てほしい期待をこめて満点にしました
この映画に関わった全てのひとに言いたい ありがとう。

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ソルト

4.5とても気持ちのいい映画

2025年7月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

自分らしく生きる。それがいかに困難であろうとも…。

とても気持ちのいい映画でした。
これを見ると、ラブストーリー系でも韓国映画に日本は負けているな〜と思う。
今回はラブストーリーではないけれど、クィア、ストレートのそれぞれの恋愛とその生きづらさを描いている。

韓国TVドラマの恋愛ものとは違ってリアルで自然で、それでいて躍動感がある。撮影はほぼロケ(屋内もスタジオ撮影ではない)のようで、自然光の中のリアルな映像。

話はゲイとストレートの女性の友情というちょっと変わった話。それをリアルに楽しく、切なく描いている。韓国社会での(日本でもそうだけど)自分らしさを通す難しさを描いていて、ラストはそれぞれが生き生きと自分らしく生きていくところで終わる。
映像的にも力があり、面白い。主役の二人も素晴らしい。男は、切長の目で韓国人らしいイケメン、女は、ちょっと河合優実と東野絢香を足して二で割ったような不思議な魅力のある女優。

上手くこの映画の良さを伝えられないけれど、とてもいい映画でした。

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mac-in

4.0男女の友情劇

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

癒される

自由奔放なジェヒと一目を気にするフンス対照的な二人が出逢って他の人も巻き込んでわちゃわちゃマザコン男は度が過ぎるとヤバイ彼女要るのにジェヒを可愛いと言いつつ遊びだったとほざくのは許せない。私だったら水をかけてどつくかもしれない引かないでね(^_^;)
あのストーカー弁護士せっかく良い物件だったのに残念。
そこまで執着する?モテなかったんだね(-_-;)
フンスの母親半地下の奥さんヘジン役だった別人。
優秀だからこそ好き放題出来るのは特権だと思うから羨ましいフンスもゲイであることを隠して生きてきたから母親にも言えないお母さんもショック分かる気がした。
全体的に良作男女の友情ってあるんですねラストはフンスジェヒがくっつくと思ってたから
安易にならなくって良かったです。
職場の同僚サンイジェヒ結婚おめでとう!

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Lec

4.0いいんじやない!

2025年7月1日
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鑑賞方法:映画館

個人的には良いと思う。
こういう関係素晴らしい!
思うところはあるけどこれはこれでよし!

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ニックネーム

4.0原作よりある意味普通、ある意味ドラマティック

2025年7月1日
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鑑賞方法:映画館

原題「대도시의 사랑법」は「大都市の愛し方」。

原作本(パク・サンヨン著)の邦訳タイトルは「大都会の愛し方」。
4本の短編のうち最初の一編「ジェヒ」が、この映画の原作。

冒頭10ページくらい試し読みしてから映画を観て、
そのあと残りを読んだ。

原作は、乾いた文体の独白が面白い。
映画でその語り口を表現するのは難しいが、
逆に原作では客体でしかなかったジェヒが、
映画では二分の一の主体になって、キャラが際立ってた。

「セックス」という語が約50ページに15回出てくる赤裸々な原作と比べて、
映画は「ふつう」寄りにシフトしている。
エピソードも結構加えられていて、ドラマチックな度合いを強めている。

そして、
「怒るべき状況で笑う俺」と「肝心な瞬間になると無駄に正直なジェヒ」が、
「ジェヒは俺を通してゲイとして生きるのは時にマジでクソだってことを学び、俺はジェヒを通じて女として生きるのも同じくらい楽じゃないってことを知」り、
「永遠だと思っていたジェヒと俺の季節が永久に終わってしまったことを悟った」
という筋は揺るがないものの、

原作は結末が切ないのに対し、映画は希望を残して終わっている気がする。

ちなみに「あんたらしさが、何で弱みなの?」という名台詞は、原作にはない。

* * *

なお原作では「俺」の名はほとんど出てこない。
短編「ジェヒ」の中では、結婚式の前の晩に初めてジェヒが名を呼ぶ1回だけ(本全体では9回)。
その名は「ヨン」――だが、著者あとがきによると、パク・サンヨンのことではないらしい。
(映画では、その名はフンス)

なぜ「大都会」なのか、というと、訳者あとがきによれば、
>マイノリティー的要素をもっている人にとっては、大都会は匿名のまま隠れられる空間であり、限りなく自分らしく生きていける場所である。また裏を返せば、簡単に一人になれるぶん、孤独に陥りやすい面もある。
>パク・サンヨンはその中で繰り広げられるさまざまな愛の形を描きたかったと語る。

その他、韓国現代文学の潮流が解説されていて、とっても興味深い。

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島田庵

5.0言葉が刺さる。

2025年7月1日
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自由奔放なジェヒと、ゲイのフンス。2人は互いの弱点を認め合い 一緒に暮らし始めることになる。
自分は勝手に2人は結ばれるのではないかと思っていた…。

男女の友情については昔から議論されているが、あのような関係は素晴らしいと思うし、恋愛対象ではない異性が相談相手として存在していることは本当に心強いだろう。
個人的にジェヒのような女性はとても魅力的である。
多様な価値観に溢れている。私自身の考えや価値観はどうなんだろうと考えてしまった。

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Kunihiro.Tanaka

4.0こんな

2025年6月29日
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愛の形もあっても良いですよね。男女の友情は成立しないとも言われますが、男女の関係が成立しなければ、人間同士だから理解もあり得るでしょう。純粋に互いを思う気持ちが素敵です。

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ごっとん

4.5なかなか

2025年6月29日
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良かったです!

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ナス夫

4.52人の友情にまつわるあれこれを楽しんだ

2025年6月28日
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ゲイの男性と破天荒すぎて周りと馴染めない女性の友情の物語と聞くと、ある程度観る人を選ぶよなと思っていた。ゲイのフンスは自己肯定感が低いし、ジェヒの行動は引いてしまう人も多いかもしれない。自分が持っている個性を弱みと思っているフンスにしたら、ジェヒの態度は相当に眩しいに違いない。恋愛とは違い、2人の友情の物語なので結構たわいもないことで距離が縮まることもわかる。
あまり直接的な態度で示していないのに、お互いを大切に思っていることが明らかになるシーンはとても微笑ましくて、そしてなかなかに感動的だ。ここまで破天荒なジェヒであっても女性であるがゆえの思考回路に陥る脚本に驚く。そして女性が抱える呪縛みたいなものを意識させられた。それでも彼らのような人を受け入れてくれる人たちや居場所は見つけられるはずと思えるラストもいい。
ジェヒとフンスの間に恋愛感情が生まれないと思っている(それでももしかして?と思わせるシーンはあったが)から、素直に2人の友情にまつわるいろいろな出来事を楽しませていただいた。
知らず知らずのうちに誰かを傷つけている可能性があることを示すシーンも考えさせられる。自分たちのような歳を重ねた世代は特に意識をしないといけないよなと改めて思う。

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kenshuchu

4.0君の名前で僕を呼んで

2025年6月28日
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泣ける

楽しい

あの映画がこんなふうに登場するなんて。
言葉じゃない、説明セリフはなし。
一番グッときたシーンでした。

娘をもつ母としては
ジェヒにはもっと自分を大事にして、って思ってしまうけど放任されすぎてたあまり自分が大切にされることがどんなことか、わからなかったのかな。一生懸命生きる姿は、愛おしかったです。

結局、男性のほうはなんの仕事についたんだっけ?

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ぎにゅう♀

5.0キム・ゴウンの代表作になる

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

キム・ゴウンは「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」で初見以来、とても好きな女優だ。いわゆる美人ではないが物語が進むと、どんどん魅力的になり放って置かない存在になる。この映画でも生意気であらゆる行動が自由で大胆で酒もタバコもガンガンやる可愛くない女子だが、だんだん弱いところも出てきて放って置かない愛おしい人になっていく。そんなキム・ゴウン演じるジェヒとフンスの20歳の出会いから33歳までのこの物語は、エピソードが積み重ねる毎になんかじゅわじゅわっと心に沁みてきて前向きな気持ちになれる。フンスがゲイなので恋愛関係にはならない前提でルームメイトになったのだが、あの仲の良さとお互いを思いやる姿は夫婦とか家族とか恋人とかを超越したかけがえのない関係性と言える。多分、ジェヒが結婚しても続いていく(続いてほしい)と思います。ジェヒの夫はそれが理解できる心が大きな人間でないと務まらないですね。
今日の映画館の観客は私以外はいかにも韓ドラ好きです!って感じの女性の方が沢山観ていらっしゃいました。いい映画でした。ありがとうございます、。

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アベちゃん

4.0二人でいれば最強

2025年6月26日
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笑える

楽しい

幸せ

 性格も行動も違うけど、周りの人とは少し違う二人だからこそ、二人でいれば最強になれる。男女の友情なんて成り立たないと思っていたけど、この二人を見ていると信じられる。二人のダンスシーンも最高だった。ジェヒが母親になり、フンスが作家になった未来が見たい。続編を望む。

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セイコウウドク

4.5いいよ、イイねえ、素晴らしかった☺️

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

難しい題材の作品を、よくぞここまで、最初から最後まで飽きることなく、そして最後まで失速することなく、観させてくれたことに、拍手喝采、ブラボーでした😆

男と女の友情は成立しない作品ばかりを見ていたせいか、どうせ最後はラブラブになるんでしょうよ😌って思っていた自分がメチャクチャ恥ずかしいです(^^ゞ

最初は、玄関のセキュリティ音(?)にいちいち何だ何だと反応しちゃっていましたが、さすがにあれだけ流れると後半は慣れるどころか、鳴るたびになぜかニヤニヤしている自分がいました😅

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おたか

4.5見てよかった

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

男女の友情って成立するよねって話
っていうか、友情に性別は関係ないし、自分の幸せは自分に正直に生きてこそ見つけられるもんだよねって思えるいい話。
見てよかった。

最後の終わり方もすっきり
後味のいい映画でした

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えびどら