「こんなの仮面ライダー映画ベスト3入り確定だろ。」映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 やっはーさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなの仮面ライダー映画ベスト3入り確定だろ。
遅れて劇場版『仮面ライダーガヴ』を今朝鑑賞してきました。
個人的評価は★5。
演出・ストーリー・音楽、全てが高水準で、下げ要素が見当たらなかった。
特に感動したのは、演出。
近年の「最強フォームが出たら最強フォームばかり活躍して使われなくなる初期アイテム」みたいになりがちな傾向を払拭し、過去アイテムを含めサブライダーもしっかり活躍していた。
タオリンとショウマのやり取りや背景描写も短い上映時間でしっかり感情移入できたし、劇場版限定フォーム「ヘクセンハイム」もただの玩具宣伝用劇場版限定フォームで終わらず、変身までの流れや惜しみなく使う必殺技の演出が完璧。ヴァレンやヴラムも棒立ちではなく、アイテムを託すなど役割を担い、最後はお決まりのセリフと王道のライダーキックで締め。
ストマック家やシータ&ジープの再登場、ショウマのお母さんへの想い、タオリンの「ひとりじゃない」という言葉など、シリーズを観続けてきたファンなら涙腺が崩壊する場面が多く、戦闘シーンも多い訳ではないにしても、無駄なく飽きさせない構成。おなじみの戦闘BGMの使いどころも完璧でした。
自分の中では「AtoZ運命のガイアメモリ」「パラダイス・ロスト」に並ぶ仮面ライダー映画トップ3に並ぶ大傑作。
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