「地獄の中でも明るく未来を見つめる主人公」映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 naichinさんの映画レビュー(感想・評価)
地獄の中でも明るく未来を見つめる主人公
現在映画館ではヒーロー物が同時に公開している。「スーパーマン」「ファンタスティック4」そして「仮面ライダーガヴ」。
仮面ライダーガヴは、先の2本に比べると製作費は雲泥の差だ。おそらくスーパーマン1本でガヴ100本くらい作れるだろう(言い過ぎ?)。
しかし、だ、単純に内容だけなら、決して負けてない。いや、むしろ勝っているかも知れない。
元々テレビシリーズでもポップな見た目に隠して、闇バイト、ヤクの蔓延、SNS炎上、外国人問題、詐欺、侵略、様々な現代の問題を描いていた。
その中で、異世界ハーフである主人公ショウマが地獄の状況でも、仲間を得て、明るく強く生きていた。
そしてこの映画版で描かれる世界は、闇菓子の存在しない別世界。そこは元の世界とは違い平和な世界だった。
そこに放り込まれたショウマは、元の世界とは違う仲間達の姿を見る。
余りにも平和に暮らす仲間達、そして、仲間想いで普通に生きているストマック家の兄弟達。
しかし、唯一、自分の存在のみなく、代わりにはひぱれで幸果と共に働いている青年タオリンがおり、彼のお腹にもガヴが存在した…。
敵の狙い、タオリンの出生の秘密、等など、テレビシリーズよりハードじゃないかという展開と、どこまでショウマに地獄を味わせるんだ?と、見た目ポップ、中身悪夢、な脳がバグりそうな展開。
面白かった。凄まじく良かった。ただ、やはり短い。昔のライダー映画はもう少し時間がなかったか?
60分に詰め込んであると言えば聞こえはいいが、やはり語り足りない事は多く、もうちょっと時間が欲しいなと思った。
#仮面ライダーガヴ
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