不思議の国でアリスと Dive in Wonderlandのレビュー・感想・評価
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メッセージは伝わったが、前半の退屈さは覆せず。
推しの原菜乃華さん目当てで鑑賞しました。
声優としては流石で、周りの豪華声優陣に比べても浮くことのない演技でした!
すずめの戸締まり同様、菜乃華さんのやや裏返る声色は、見る人を惹きつけますね😊
一方で作品としては序盤の退屈さが最後まで解消しきれず。
主人公りせの心境を表現したアトラクションが連続しているのでしょうが、視聴者に伝わりにくかったです😅
せめて「そういえばこんなことあったなあ」と日常の回想が挟まれれば、視聴者も令和の若者あるあるで共感できたかもしれません。
後半からの伝えたいメッセージは理解できました。序盤からの積み重ねがもう少し伝わりやすければ、もっと没入できたように思います。
「推し(好き)があれば毎日ハッピー」
最近、こういうメッセージの作品が非常に多いですね!私も、これからも菜乃華さんを応援して毎日ハッピーに過ごしたいと思います✨
裁判から
幼いお子供さん向けの作品ではなさそう
就職活動がうまく行っていない女子大生りせが主人公で、彼女の葛藤も描いた作品でした。そのため、あまり小さいお子さん(小学校低学年以下くらい?)だと、理解が難しい部分もあるかと思います。もちろん、お子さんにとっても楽しめる部分も多く、ご家族連れで鑑賞できる作品だと思います。
でも、ですが。なにか物足りなさを感じてしまいました。りせの大好きなおばあさまが残した、思い入れのある施設というのは分かるのですが。不思議の国のアリスをモチーフにしなければならない理由がもうひとつ見えなかったです。他のファンタジー作品の世界中に入り込むストーリー設定でも成り立ちそうなのに、なぜ不思議の国のアリスでなければならなかったのか。
「不思議の国のアリス」の原作の方は、恥ずかしながらタイトルとごく簡単なあらすじを知っているのみのため、この機会に原作を読んで映画「不思議の国でアリスと Dive in Wonderland」と比べたら、先の疑問の答えが分かるのかもしれません。
自分の「好き」に正直に生きたい
「不思議の国のアリス」を、日本で初めて劇場アニメーション化って…ちょっと意外。アリス界隈についてはよく知りませんが、ディズニー版、ティム・バートン版(1のみ)は観てて、原作小説も読みました。
ディズニー版もティム・バートン版も原作とは異なる点が多々あるものの、共通しているのは「不条理」「荒唐無稽」な世界観。本作もその世界観を大事にしているのが伝わってきて凄く嬉しかったです。あの会話がイマイチ噛み合ってない感じ、大好きなんですよ。他の作品だったらアウトなやつ(笑)
俳優さんや芸人さんも声優として参加されていましたが、皆さん上手で凄く良かったです。でもやっぱり山口勝平って凄いんだなぁ…と改めて驚きました。めちゃくちゃ面白かったです😂
ストーリーですが、原作小説のようにチャプターごとにエピソードが展開していく構図で、これがなかなか面白くて、次はどんなお話かな?とワクワクしました。チャプタータイトルが出る時の静止画も可愛くて良かったです。
主人公の成長物語…というか、自己探求の旅と言った方がしっくりくるかも。「あなたの好きなものは?」そんな何気ない質問にハッとさせられる、気づきを与えてくれる素晴らしい作品だと思いました。
※余談
そもそも、私は「不思議の国のアリス」大好きだったんだよなぁ…と思い出しました。母に連れて行ってもらった舞台劇でアリスを知りました。凄く刺激的で不思議な体験でした。パンフレットや絵本も買ってもらって毎日読んでたなぁ…。
そう、この作品はそんな忘れてしまっていた「好き」を思い出させてくれる素敵な作品なのです✨️
心が軽くなる!
不思議過ぎて理解が追いつかず
原作を知っていれば、キャラの事やあるあるネタ満載等でその世界にどっぷりハマれたのかも知れませんが、よくわからないまま終わってしまった感じでした。
申し訳ない、こちらの勉強不足です。
同列にするのはおかしいかも知れませんが、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」もキャラの事を全然知らないで鑑賞しましたが、まだ話についていけたと記憶しています。
原作を知ってた方が楽しめる作品なのかも知れません。
おばあちゃんの遺産
就活中の主人公りせと仮想空間に住む幼いアリス、年齢的にも立場的にも奇妙な組み合わせの2人ですが、いずれも可愛らしく、2人の活躍を観ているだけでほのぼのとした気分になれました。
アリスは子役の方が演じていますが、自由奔放に見えて熟練の持つ安定感のようなものを感じ、凄いなと感心。あと、主人公の声が涼やかで、鑑賞中、妙に懐かしく聞こえましたが、「すずめの戸締り」の主人公・岩戸すずめ役の女優さんだったのですね。すずめも今回の主人公も、お気に入りのキャラクターになりました。
舞台も、唐突に迷い込んだ異世界ではなく、亡きお婆さんの財団が開発したバーチャルリアリティ世界のテスト体験のため、イヤホン型の専用機器を装着して入って行くという、少し現実味を持たせた世界観でしたが、設定が今風で良いですね。
次から次へと訪れる試練も、遊園地のアトラクションみたいで楽しい構成でしたが、この世界で目指すべき目標を、私が今一つ飲み込めておらず、そのせいで少しダレ気味に感じた部分もありました。元ネタの「不思議の国のアリス」を知っていればもっと楽しめたのかもしれません。
公開初日の初回上映、客層は小学生位の娘さんとお母さんのペアが2組、あとは老夫婦1組と若いカップル1組、40~50代のお一人様が私を含めて10名程度と夏休み終盤の平日にしてはまずまずの入りでしたので、公開時期をもっと早めて夏休みの始まりにぶつけても良かったのでは?と思いました。せっかくオリジナルで挑んだアニメ作品ですので、爆死とならないよう健闘を祈ります。
最後に、余計な感想ですが・・・
主人公の亡くなったお婆さんは、生前大きな財団を築き上げたものの、主人公には「彼女の人生を生きて欲しい」との思いで、財団を継がせず金銭的な遺産も全く残しません。主人公はその事をあっさり受け入れますが、身を持ち崩さない程度の額を、少しは残してあげても良かったのでは?とリアルに考え込んでしまいました。
人生を考え直せる作品です
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