不思議の国でアリスと Dive in Wonderlandのレビュー・感想・評価
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押し付けがましいアニメだ。
前から興味が有ってプレミアム舞台挨拶に当たったので本日鑑賞。
キャラデザや作画も良くて不安だったタレント声優も問題無し。
ただメインヒロインのりせが就職浪人って設定だからか要所要所で説教臭いやり取りが有って裁判でSNSの批判からの透明になるとか製作側か監督の考えを押し付けられてるようで嫌だった。
また原作尊重なのかチャプター分け演出はダイジェストみたいで白けるしラストは電話でいつでもお話できるよりは全員の集合写真見るくらいで良かったと思う。
「最高傑作」
不思議の国のアリス✕新卒一括採用
アニメは複雑になることなく丁寧に作られていた。
ただ、就活で悩む主人公だったが、悩んでいるエピソードとか出来事が少ないしホントに悩んでるの?って感じで、テンプレでハイコンテクストで海外の人と子どもは共感しづらいんじゃないだろうか。
お祈りメールの文面の部分の表示が早くその後の反応で主人公が落ちたんだなと推測できた。お祈りメールを知らない子どもは婉曲的な表現のお祈りメールは更にわかんないんじゃないかと思いながらみていた。その他にも就活というコンテクストを共有していないとわかんないシーンが複数あったと感じた。
正直期待外れ
広告で見たとき、絵がかなり可愛かったし、広告では少し面白そうな感じだったから公開を楽しみにしてた。公開初日に見に行ったが、人は少なく、正直内容があまりにも酷いものだった。
作画は崩れず終始綺麗だったのだが、内容がひどい。どこが山場なのかさっぱりわからないし、ずっと退屈。映画を通して伝えたいことは全面に押し出されているから何を伝えたいのかはハッキリわかるのだが、それにしては内容がひどい。子供向けの絵本か?と思ってしまう。就活に悩む人を対象にしたいなら、こんな子供向け絵本みたいな内容じゃ誰も響かないと思う。
なんでこれを映画にしてしまったの?他にもっといい作品あっただろと思う。申し訳無いけどこれに高評価を付ける人の気持ちがさっぱりわからない。女児には高評価かもしれない。
優しさで織りなす自己発見の旅路
■ 作品情報
監督 篠原俊哉、脚本 柿原優子、主演 原菜乃華、マイカ・ピュ、アニメーション制作 P.A.WORKS
■ ストーリー
就職活動に苦戦し、周囲の空気を読んでばかりいた大学生の安曇野りせ。ある日、亡き祖母が遺した招待状に導かれ、“不思議の国”へと迷い込む。そこで純粋な少女アリスと出会い、共に旅をする中で、りせは白ウサギやチェシャ猫、マッドハッターといった奇妙な住人たちとの騒動を経験する。祖母との思い出も重なり、りせはこれまで装ってきた自分を顧み、自身の好きや大切なものに正直であることの尊さに気づいていく。
■ 感想
P.A.WORKSが紡ぎ出す世界は、やはり温かく、柔らかな色彩に満ちています。キャラクターデザインも親しみやすく、その世界観の雰囲気作りには一切の抜かりがありません。細部まで丁寧に描かれた背景美術は、観る者を優しく包み込むようです。
主人公りせが経験する自己探求の物語は、多くの現代人が共感するものではないでしょうか。他人の目を気にして自分を偽り、就活のマニュアルに縛られていた彼女が、不思議の国での出会いと祖母との思い出を通して、本当に大切なこと、つまり自分の「好き」や「思い」に正直であることの重要性に気づく過程は、胸に響きます。
終盤、空虚だったりせの姿が透明なシルエットで描かれ、飾らない素直な自分を取り戻す変容が視覚的にも表現されます。この演出がわかりやすく、彼女が本来の輝きを取り戻す姿は、心地よい感動を与えてくれます。
しかし、正直なところ、りせがメッセージに辿り着くまでの不思議の国の描写には、イマイチ没入しきれない部分があります。アリスの屈託のない姿はとても魅力的なのですが、不思議の国の住人たちとのショートエピソードに重層的な繋がりを感じにくく、もう少し驚きや深みが欲しかったと感じます。全体としては確かによい作品なのですが、心震えるような大きな感動とまではいかず、やや物足りなさを覚えてしまうのが惜しいところです。
メッセージは伝わったが、前半の退屈さは覆せず。
推しの原菜乃華さん目当てで鑑賞しました。
声優としては流石で、周りの豪華声優陣に比べても浮くことのない演技でした!
すずめの戸締まり同様、菜乃華さんのやや裏返る声色は、見る人を惹きつけますね😊
一方で作品としては序盤の退屈さが最後まで解消しきれず。
主人公りせの心境を表現したアトラクションが連続しているのでしょうが、視聴者に伝わりにくかったです😅
せめて「そういえばこんなことあったなあ」と日常の回想が挟まれれば、視聴者も令和の若者あるあるで共感できたかもしれません。
後半からの伝えたいメッセージは理解できました。序盤からの積み重ねがもう少し伝わりやすければ、もっと没入できたように思います。
「推し(好き)があれば毎日ハッピー」
最近、こういうメッセージの作品が非常に多いですね!私も、これからも菜乃華さんを応援して毎日ハッピーに過ごしたいと思います✨
他者と異なる個性を持つ事に悩む方に向けた作品
この作品は他者と異なる個性を持つ事に悩む方、他者と異なる事に悩む子供がいる方、イジメに直面した又はイジメの被害にあった方向けの作品だと思います。
なのでどちらかと言うと大人向けの印象です。
作品の視聴する上で主人公のりせの視点とりせのお婆ちゃんが、体感型VRアトラクションの不思議の国のアリスを通して、りせに何を伝えたいのかという2つの視点で観るとより作品のメッセージが伝わると思います。
年齢を重ねるにつれて薄れていく子供の頃の純粋な想いを思い出させてくれる素晴らしい作品だと思います。
社会で生きていく中で直面する様々な問題とその問題への向き合い方について、作中で問いかけられる[好きな事は?]という問い掛けを通して悩むりせの姿に共感しました。
答えは自身の中にあって本当に大切な事に気付いたりせが素直に純粋な気持ちをアリスと伝え合うシーンに感動しました。
私は不思議の国のアリスの内容を知らない状態で観ましたので、原作を読んでからもう一度観たいと思います。
裁判から
りせとアリス!!
りせとアリスの大冒険…清々しいストーリーでりせ、アリスのキャラクターが纏まっていて素晴らしかった!各キャラクターも生き生き描かれていて観終わったあとも余韻が!だからPA.WORKSの作品は、きめ細かい設定が光っている!りせを主人公にしたのが効果大になっている!SEKAI NO OWARIの主題歌がすごく耳に残ります!
幼いお子供さん向けの作品ではなさそう
就職活動がうまく行っていない女子大生りせが主人公で、彼女の葛藤も描いた作品でした。そのため、あまり小さいお子さん(小学校低学年以下くらい?)だと、理解が難しい部分もあるかと思います。もちろん、お子さんにとっても楽しめる部分も多く、ご家族連れで鑑賞できる作品だと思います。
でも、ですが。なにか物足りなさを感じてしまいました。りせの大好きなおばあさまが残した、思い入れのある施設というのは分かるのですが。不思議の国のアリスをモチーフにしなければならない理由がもうひとつ見えなかったです。他のファンタジー作品の世界中に入り込むストーリー設定でも成り立ちそうなのに、なぜ不思議の国のアリスでなければならなかったのか。
「不思議の国のアリス」の原作の方は、恥ずかしながらタイトルとごく簡単なあらすじを知っているのみのため、この機会に原作を読んで映画「不思議の国でアリスと Dive in Wonderland」と比べたら、先の疑問の答えが分かるのかもしれません。
自分の「好き」に正直に生きたい
「不思議の国のアリス」を、日本で初めて劇場アニメーション化って…ちょっと意外。アリス界隈についてはよく知りませんが、ディズニー版、ティム・バートン版(1のみ)は観てて、原作小説も読みました。
ディズニー版もティム・バートン版も原作とは異なる点が多々あるものの、共通しているのは「不条理」「荒唐無稽」な世界観。本作もその世界観を大事にしているのが伝わってきて凄く嬉しかったです。あの会話がイマイチ噛み合ってない感じ、大好きなんですよ。他の作品だったらアウトなやつ(笑)
俳優さんや芸人さんも声優として参加されていましたが、皆さん上手で凄く良かったです。でもやっぱり山口勝平って凄いんだなぁ…と改めて驚きました。めちゃくちゃ面白かったです😂
ストーリーですが、原作小説のようにチャプターごとにエピソードが展開していく構図で、これがなかなか面白くて、次はどんなお話かな?とワクワクしました。チャプタータイトルが出る時の静止画も可愛くて良かったです。
主人公の成長物語…というか、自己探求の旅と言った方がしっくりくるかも。「あなたの好きなものは?」そんな何気ない質問にハッとさせられる、気づきを与えてくれる素晴らしい作品だと思いました。
※余談
そもそも、私は「不思議の国のアリス」大好きだったんだよなぁ…と思い出しました。母に連れて行ってもらった舞台劇でアリスを知りました。凄く刺激的で不思議な体験でした。パンフレットや絵本も買ってもらって毎日読んでたなぁ…。
そう、この作品はそんな忘れてしまっていた「好き」を思い出させてくれる素敵な作品なのです✨️
話はやや地味だが丁寧に作られてはいる。ラストは◎
なかなか内定が取れない就活生の主人公の悩みと自分探しがメインテーマ
P.A.WORKSのお仕事シリーズの流れを組むテーマですね。
異世界漂流ではなくVRゲーム内で起きる話というのがミソで、終盤にその設定が活きてきます。
一方でゲーム内ということもあって前半はやや緊張感に欠けるとこもあり。
声優はタレント多めですが、いずれも俳優なり声優の経験を積んでいて安定している人ばかりなので違和感は少なめですね。
主役のりせの原菜乃華さんはすずめの戸締まりのときと比べるとだいぶ上達してますね、ふだんは控えめなりせがアリスに感化されて前向きになっていく演技がなかなかサマになっていました。もう一人の主役のアリスはさすがにリアル子役があてているだけあって子役の演技が好きかどうかは人によりますかねー
奇妙奇天烈なワンダーランドとへんてこな住人たちを駆け足でまわっていく前半部分と、就活で自分を見失っていたりせの自分探しの後半部分、話としてはよくまとまっているのですが、前半部分が好きな人には後半がやや矮小な展開に、後半が好きな人には前半は山場がなくて退屈に感じられそうな気がします。
ワンダーランドが理不尽な世界ということで後半はうやむやのうちに事件が解決してしまうのも人によっては気になりそうかな。終盤のビー玉と飴玉の演出も意味はわかるけど、ちょっと伝わりにくいですね。
ただしラストの大オチは、観客の予測する展開を見事に外してくるもので、これはなかなか面白かったですね。もうちょっと余韻があればなお良かったんですけども。
心が軽くなる!
不思議過ぎて理解が追いつかず
原作を知っていれば、キャラの事やあるあるネタ満載等でその世界にどっぷりハマれたのかも知れませんが、よくわからないまま終わってしまった感じでした。
申し訳ない、こちらの勉強不足です。
同列にするのはおかしいかも知れませんが、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」もキャラの事を全然知らないで鑑賞しましたが、まだ話についていけたと記憶しています。
原作を知ってた方が楽しめる作品なのかも知れません。
おばあちゃんの遺産
就活中の主人公りせと仮想空間に住む幼いアリス、年齢的にも立場的にも奇妙な組み合わせの2人ですが、いずれも可愛らしく、2人の活躍を観ているだけでほのぼのとした気分になれました。
アリスは子役の方が演じていますが、自由奔放に見えて熟練の持つ安定感のようなものを感じ、凄いなと感心。あと、主人公の声が涼やかで、鑑賞中、妙に懐かしく聞こえましたが、「すずめの戸締り」の主人公・岩戸すずめ役の女優さんだったのですね。すずめも今回の主人公も、お気に入りのキャラクターになりました。
舞台も、唐突に迷い込んだ異世界ではなく、亡きお婆さんの財団が開発したバーチャルリアリティ世界のテスト体験のため、イヤホン型の専用機器を装着して入って行くという、少し現実味を持たせた世界観でしたが、設定が今風で良いですね。
次から次へと訪れる試練も、遊園地のアトラクションみたいで楽しい構成でしたが、この世界で目指すべき目標を、私が今一つ飲み込めておらず、そのせいで少しダレ気味に感じた部分もありました。元ネタの「不思議の国のアリス」を知っていればもっと楽しめたのかもしれません。
公開初日の初回上映、客層は小学生位の娘さんとお母さんのペアが2組、あとは老夫婦1組と若いカップル1組、40~50代のお一人様が私を含めて10名程度と夏休み終盤の平日にしてはまずまずの入りでしたので、公開時期をもっと早めて夏休みの始まりにぶつけても良かったのでは?と思いました。せっかくオリジナルで挑んだアニメ作品ですので、爆死とならないよう健闘を祈ります。
最後に、余計な感想ですが・・・
主人公の亡くなったお婆さんは、生前大きな財団を築き上げたものの、主人公には「彼女の人生を生きて欲しい」との思いで、財団を継がせず金銭的な遺産も全く残しません。主人公はその事をあっさり受け入れますが、身を持ち崩さない程度の額を、少しは残してあげても良かったのでは?とリアルに考え込んでしまいました。
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