「安楽死の現実を知れた」彼女が選んだ安楽死　たった独りで生き抜いた誇りとともに　amaneさんの映画レビュー（感想・評価）

安楽死の亡くなる瞬間(どこが瞬間かは死の定義によるが)まで映像にしたというところは大変意義深いと思う。

安楽死って、楽に死ねる手段だと思っていたけど、現実は自分で薬が注入されるスイッチを発動させなきゃならないし、発動させる直前に「貴方はこれを発動させるとどうなるか分かっていますね？」「はい。私はこれを回すと死にます」との医師とのやり取りもある。
安楽死って自死とそんなに変わらないと思った。

最後の瞬間まで取り乱さなかった迎田さんは本当に意志の強い女性だなと思った。
現世に特に未練のない私でも、少し涙ぐんだりためらったり絶対すると思うから。