「作者は、超有名ミュージシャンが殺された時に住んでいたアパートからインスピレーションを得た!! なんてね?タイトルとしたら少し長すぎでしたね!?」VENUS ヴィーナス Paula Smithyさんの映画レビュー(感想・評価)
作者は、超有名ミュージシャンが殺された時に住んでいたアパートからインスピレーションを得た!! なんてね?タイトルとしたら少し長すぎでしたね!?
映画紹介にある彼女の驚いたような変顔は、彼女の身体からある虫が這い出たことによるショックからのものです。
ところで
女神にちなんで名付けられた唯一の惑星である "Vinus"
その言葉とは裏腹に...
Three innocent girls will die at dawn.
A new planet will appear out of nowhere...
and it will devour the Sun's light.
This will be the Coronation day.
And so...
"LAMAASTHU WILL RULE".
(プロローグより)
冒頭のエロティックなダンスシーを含めて、解説でホラーエンタテインメントなんて言うもんだから
ふと、ユダヤ人であり "映画音楽の父" と呼ばれた巨匠が次のような事を宣ったのを思い出しながら...
"Filmmaking is closest to music.
This is because both film and music are based on
a specific rhythm"
日本の映画の巨匠も知ってか?知らないでか? 映画 ≒ 音楽 と言ったことで、リズムなら特にダンスでもって、共時性に気が付いてしまう。前振りはこれぐらいにして...
Lucía: Alba, last night, why were you leaving?
Alba: I told you, Mom's scared of this place.
Lucía: But why?
Alba: Because of the woman upstairs.
Lucía: The apartment upstairs.
Alba: Mom says no one lives there, but I know she's scared of
her and it's why she left.
Lucía: And she leaves you here. That's not right.
Alba: Why? You're here. You're my auntie, right?
Lucía: And who's this woman upstairs?
姪のアルバによれば、上の階に住む輩は
"The servant."
ルシアと姉ロシオと幼い姪アルバ以外のヴィーナスと呼ばれるビルディングの住人が、怪しいし醜いし、彼女たちが発する言葉に 何故か?何処か?何か? 変が何気に付きまとう。そして、異様を感じる登場者もいる。またまた、そんなこったで、その振る舞いも異様でキモイ。
特に占い師、Aunt Galgaを演じたSonsoles Benedictoさん、ぶっとい指は、作り物と思ってたけど失礼しますた。生きる✖✖✖の形容の仕様がないほどギミック不要ってか!?(高齢女性に対して失礼でした。)あんたは犬の吸覚よりも凄すぎるってよりも、そんなん飲んで大丈夫か、ナンチャッテ?(※映画の中のでのお話です)
It seems you met her servant. Now only she remains.
The lady of this house,
the mother of pain,
the mother of all that is sad.
現実と非現実の境目がなくなるところや
韓国映画でも一度見たけど豚の屠殺シーンを人でやるとは
Don't bust my balls.
そんなこんなで映画自体の流れは、ラブクラフトというより超が付くほどの天才で幼児性愛者が製作した『Rosemary's Baby』のような悪魔崇拝的要素の濃ゆい作品と個人的には捉えている。
ただ、この映画の惜しいところは、ギャングが押し入ると見せかけておいてドンパチの少ないところやラストで主人公ルシアの意味不明な立ち位置かもしれない。それでも補てんするように流血のギミックはすごいです。
最後に言えるのは、Vinus は「光と闇の両方を切り抜ける能力」があると言われているので、本作でもその事は分かりますデス。説明が舌足らずで変な終わり方を失礼します... そのような映画です...と言っておきます。
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