「Official髭unfeminism」ロザリー uzさんの映画レビュー(感想・評価)
Official髭unfeminism
クリックして本文を読む
「隠さなければいいじゃない」のコピーから、もっとポジティブな力で進んでくと思ってました。
とりあえず、髭を伸ばすまでが長い。
そして、そこも含めて何度かある大きな転換点でも演出がずっとフラット。
画面も終始暗いし、抑揚がないため非常に単調に感じた。
アベルの心境変化もほぼ理解できず。
最初拒絶したけど放り出さず、ぬるっと態度が軟化し、かと思えば激昂し、最後は愛に目覚める。
性的なことも忌避していたのに、寝込みに脚を撫で、後ろから手で致され、でも本番は受け入れない。
大きなイベントが必須とは言わないけど、変遷があまりにも掴めなかった。
初めて結ばれた時の、一回別れた後に戻ってきて、扉を開けたとこで切るのは好き。
(結局ベッドシーン入れたのは余計だけど)
ロザリーもなんだか情緒不安定で、強くなったり弱くなったり。
バルスランがあそこまでするのはまだしも、村人の暴走を止めたのも彼ってのは違和感があった。
(まぁ他に止められるキャラもいないのだが)
最後は悲嘆から飛び込み入水するも、アベルの愛があるからオールオッケー?
ラストシーケンス前から一切状況は変わってないし、ハッピーでもバッドでもない半端な幕切れ。
悪い意味で「フランス映画だなぁ」という印象。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。