「Make」プロット 殺人設計者 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Make
ガン・ドンウォン主演というところと殺人を計画しながら進めるというところが面白そうだなーと思って鑑賞。
オリジナルは未視聴です。
盛り上がりそうで盛り上がらない、全体的に偶然に頼りすぎている計画だったところにどうしても引き込まれずでした。
主人公が有能ムーブもしている割には、非常事態への対処はかなーり雑かつ、メンタルはヘコタレで、それでいて仲間を疑い出して何も手がつかないという大変なキャラクターで、この方がメインで進んでいくのもあって回想も多くなってテンポが悪くなる一方でした。
成功率が高いという割には、そんなミスやらかす?ってレベルのミスをチームでやらかしますし、慎重というかビビりすぎるが故にどの手段も後手後手に回ってしまっていたりとでもどかしかったです。
しかも作戦を実行しながら進めていくのではなく、淡々と止まって説明していくというのもモヤモヤさせる作りでした。
主人公がいるチームとは別に「清掃人」というチームもいたりとで、そことのマッチアップを期待したんですが、どちらかというと主人公が「清掃人」に怯える様子ばかりクローズアップされるので、そこじゃないんだよな…となってしまいました。
YouTuberっぽい人たちがわんさか出てきたのも個人的にはノイズでした。
あぁいう突撃系がトラブルを巻き起こして計画が狂うとかならまだしも、ただやんや騒いだり、予言が当たったりーとか仄めかしているだけの置物でしたし、せっかく顔出ししてなかったのに自分から顔出してコイツは目をつけられるとは思わんかったんか?となったりとでひたすらノイズの連発でした。
全体的に事故死に偽装した殺人というところもあって殺し方は中々にエグいです。
ただどれもそこまで見せてくれないので、とんでもなく残酷なはずなのにナーフされてしまっていてもったいなかったです。
オチの付け方もヌルッとした感じでスッキリしなかったです。
どちらかというとバッドエンド寄りですかね?
テーマは絶対面白いだろうな〜と期待値を上げすぎてしまったのがもったいなかったです。
韓国映画ってやっぱ幅広い分期待しちゃうんですよね〜。
鑑賞日 6/24
鑑賞時間 13:55〜15:40
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