「美しい映像と考えさせられるテーマ。」岸辺露伴は動かない 懺悔室 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい映像と考えさせられるテーマ。
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原作は一切読んだことはありませんが、NHKドラマ全編と前作映画は観ています。
前作のフランスルーブルに続いて今度は水の都イタリアヴェネツィア!
ロケ地のおかげもありますが、撮り方も凝ってて相変らず映像が美しいです。
前作と違うのは高橋一生さんと飯豊まりえさんがまさかのご夫婦となっていること。発表された時は正直ショックでしたが、あらためてお似合いだと思いますしその上で引き続き共演してくださるのはありがたいことです。
今年の5月劇場公開作品がもうアマプラで観られるなんて。。。本当に素晴らしい時代になったものです!!!
私も人生を折り返してだいぶ経ったせいか、今作は京香さんのセリフに何度も考えさせられました。
「でもぉ絶望って死ぬことなんですかね 相手が死んだら呪いは成功ってことですか?私なら生きて絶望してほしいかなーって」
「今日が最高の日なんて決められないです だって明日もっと大きな幸せが来るかもしれませんもん」
幸せと絶望…確かに幸せの絶頂ってちょっと怖い気がします。しかもその時が絶頂だったと気付かずにもっともっとって欲張れば欲張るほど絶望がデカかったり。。。少し足りないくらいの幸せが一番幸せでそこに気付くことが最も大事なことかも。
観終わった後にこのサイトを見てソトバ役が戸次重幸さんであることがわかってビックリしたり、そのソトバがイタリア少女の舌から復活する姿が気色悪かったり、水尾役の大東駿介さんのポップコーンのシーンが霜降り明星の粗品さんにしか見えなくなったり、そしてやっぱり17歳も年下の飯豊まりえさんを射止めた高橋一生さんが心底羨ましかったり。。。
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