おばあちゃんと僕の約束のレビュー・感想・評価
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こういうどんでんは大好き おばあちゃんが可愛かった これ見て、 そ...
こういうどんでんは大好き
おばあちゃんが可愛かった
これ見て、
そう言えばタイって、
『6割くらいが中国にルーツを持つ人たち』だと、
何年も前に聞いたことあったな、と思い出した
だから春節の時期は休みになるって
清明節とか、中国語の話とか、
お墓とか、墓石の文字とか、
お墓に対する気持ちとか、
民俗学的?みたいな見地からも、見て良かった
入場者プレゼントでもらったティッシュが大活躍でした
ムカつく人もいたけど、
そんなのに構ってたら映画の価値が下がって勿体ないと思うくらい、
優しい映画でした
はあー、えがったー。 映画としてはシンプル ストーリーもスケールも...
タイ映画大集合も珍しいが本作は観がいのあるおススメ作
今年144本目(合計1,685本目/今月(2025年6月度)7本目)。
もっとも大集合といってももう1作品ですが、韓国映画ならともかくタイ映画が2作来るのは(ミニシアター等で専門的に扱うのでない限り)珍しい気がします。
いわゆる末期がんの親の介護をする男性のお話です。日本では旧技能実習生制度(経過措置を経て新しい制度になります)では、伝統的にタイ・ベトナムほかからの介護実習生が多いのですが、それは映画のように介護に対する考え方が日本とかなり似ること、また、映画でもちらっと写るように仏教等日本と通じる部分があること、また仏教回りの部分で漢字がまだ残っていること(だから、いわゆる漢字文化圏ではないが、準漢字文化圏とは言える)等があり、日本ではいわゆる介護人材不足が言われて久しいので、今後増えることはあっても減ることはないし、日本と価値観が似る国なので、そういった事情の中でのタイを舞台にする映画は良いなといったところです。
特段誰も悪意のある人物がいるわけでもなく(まぁ、こっそりネコババしようという人はいますが)、いわゆる末期がん宣告から亡くなるまでのいわゆる最後の見取りまでを描く映画としては日本でも同じような概念がほぼ存在するので見やすいなといったところです。
なお、映画内で「土地の権利書」という概念が出ますが、タイはフランス民法(日本民法。177条)をベースに「土地のやり取りは第三者に対抗するには登記しろ、ただし契約書の提出も必要」という立場を取ります(日本では「必ずしも」必要ではないが、「共同申請主義」といって、買う、売るほうともに「何円で売ります」「何円で買いました」という双方の意志を確認して申請するので(だからこれを共同申請主義という。なお、これを業としてできるのは司法書士という行政書士のお隣の職業の方)、日本とは「あまり実際上は」考え方の差はないところです(ドイツ、韓国などでは「当事者の間でも登記しろ」でそもそも違います。韓国のこの考え方を知らないと韓国映画で詰まるところがあるので注意。「ビニールハウス」など))。
全体的に見やすい映画で、仏教に対する考え方や、魚や肉等の食べ方や「食べ物に対する態度(食べ物を粗末にしない考え方)」、親を敬うところなど日本とほぼ同じ考え方で見ることができる点が良かったかなというところで、今週なぜか本命対抗大集合ですが、迷ったらおススメです。
採点上特に気にするところまでないので(「土地の権利書」は説明がいるかなぁ)フルスコアにしています。
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(減点なし/映画館帰責事由/「特定の映画」のファンに関して)
まぁ「うたのプリンスさま」なんですが、会員は予約が17時からできても17時からサーバーが落ちるし(いわゆる声出し可能後援でリピーターがいる模様)、さらに需要に応じて回数も多いところ、通路のあちらこちらでipadなりメモ帳なりで「求:●●、譲:●●」などをもったまま立ち続けて通路歩行の邪魔になるレベル(しかも、映画が始まってもなぜか映画は見ずにそれだけずっと立っているというヘンテコな状況。ランダムで入っているのかのカードだけ目当ての状況?)は、映画館側も何とか対応して欲しいです。
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タイのリアルな生活
どこかで観たような、よくあると言えばよくあるストーリーだけど、古今東西、みな考えることは同じだなと思い、大好きなタイがまた身近に思えてきた。バンコクの路地裏の生活感溢れる描写、老い、独居老人、核家族、どこかで見たような診察待ちの様子(脱いだくつを並べるってのがナルホドなぁー)と治療の見込み無しを告げる医者、葬儀の方法、あるあるの叔父さんたちと上昇志向バリバリの義姉(娘をインターナショナルスクールに通わせているところなど笑った)。たぶん中国系(広東系?)のタイ人故に、中の中か中の上クラスの主人公。遺産相続の思惑が渦巻くところは世界どこでも変わらないなぁと納得。ああ、またバンコクに行きたくなった、それもチャオプラヤ川の向こう側に。
タイの文化も興味深い
ドラマチックではない所が良かったです。家族の中で起こるちょっとした...
心にジーンと来ました
試写鑑賞。
タイ・バンコクの古く美しい風景の中で織りなされる祖母と孫の心温まる交流を、ユーモアを交えながら描き、本国タイのほかアジア各地で若者を中心に支持を集めたヒューマンドラマ。
家族ってこうゆうところあるよね。死を願ってる訳ではないけど金の無心に来たりさ。
そんなダメダメ息子でも親にとったら可愛いし心配なんだろうね。
孫も最初はお金目当ての今の若者って感じでしたが、祖母と一緒に暮らすうちに気持ちが変わっていく様子がとっても良かった。
いつも父が縁側で杖を付いて外を見ている姿がこのお祖母さんと重なり、無性に父に会いたくなりました。会いに行かないとな。
とにかく良かったです!誰が観ても心にジーンと来ると思うな。
共感できる人も多いだろう
カンボジアで鑑賞。本作の予告は劇場で何度も見ていて、これは中国映画だと思い込んでいたが、実際にはタイ映画で、原題は Lahn Mah (หลานม่า 「おばあちゃんの孫」) というそうだ。
ここで扱われるのは、老人の死との向き合い方、介護問題、それに伴う親子の確執とわだかまり、遺産相続問題、そしてそこに顔を出してくるいまだに根強い家父長制の問題、等々。
言うまでもなく、どれも日本の家族にとっても身近な問題ばかり。本作が公開されている東南アジア各国でヒットして感動の渦に包まれているのも理解できる。
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(2025/6/14 日本での鑑賞後に追記)
登場してくるおじさんたちは実際、どうしようもない人間として描かれているが、大人になった今、それぞれの生活や家族があり、それぞれの事情を抱えている。その結果、親の遺産の取り合いで兄弟姉妹の関係がボロボロになった話は日本でも決して珍しくはないはず。その一方で、「親の心子知らず」という諺も脳裏をかすめる。
物語の舞台はバンコク郊外で、トンブリという古都にあったタラートプルーという地区で、昔ながらの下町情緒あふれる街並み。良い意味での田舎の町感が、本作に初めて触れたときに住んでいた街近辺の様子も彷彿とさせるものがあり(列車は通っていないが)、その時には対して感じなかったものが、いざ離れてみると意外と感傷的な気分になる。
また、主人公たちの家族が中華系タイ人だということもあり、完全に東南アジアというより東アジア的なルックスと価値観が混在していることで、日本人の観客にも親しみやすさを感じさせる要因となっている。作中で重要な役割を果たす清明祭(タイ語で「チェンメン」、沖縄方言では「シーミー」)などもその一例であろう。
観賞後に、本作につけられた英語タイトル “How To Make Millions Before Grandma Dies” と邦題を比較ながら「誰が 誰に どんな約束をしたのか」と考えてみると味わい深いのではなかろうか。
ただ、前の鑑賞時にその一年後に国境で紛争めいた事態が生じ、カンボジアでタイのドラマの放映禁止になるといった事態が起きるとは予想だにもしなかった。家族のことを想いやれる平和な世界が続くことを心から祈る。
おばあちゃんの願い
ガンである事が判明したおばあちゃんと、孫そして家族の交流を描いたタイの作品です。
昨年(2024年)ベトナムに行った際に現地での移動時間が長くNetflixを漁っていたところ出会った映画のうちの一つです。日本語字幕も付いていました。
大きな山場みたいなものはなく、ところどころに祖母を思う孫の優しさを感じる事ができて、じんわりと心が温かくなるような作品です。
おばあちゃんがとても可愛いのですが、性格はサッパリしてて割と塩対応なのです。あまり芝居ががっていないところがとても良くて観終わる頃には自分も完全に家族の一員になっていました。
ベタだけど、大切な家族や人には言葉や行動で気持ちを示そうと思わせてくれる良い作品でした。
とっても、とっても、いいお話し☺️
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